子供を叱る時
人間関係の基本は、会話です。
その会話に発する言葉の抑揚、響きにかかっています。
「子供を叱る時は、怒りを込めてお尻をぶて。
たとえ、その痛みが一生残っていても、
何の感情も込めずに打つことは、決して許されるべきでない」
バーナード・ショーの何とも含蓄のある言葉。
最近、小さな子供をしつけと称して虐待をする父母が
ニュースで報道されるが、躾と暴力を混同してるケースが
多い。子供が、父の顔を顔見したからと言って
殴る、蹴るなどして、本当に躾になっているのだろうか?
ショーが言う怒りとは、「してはいけないよ」という愛情の
表現であって、感情を持たないとは、愛情もない単なる
怒りの爆発のことを表現していると思う。
出来れば、体罰を与えないで、叱ることが出来れば
一番いいと思う。
でもこればかりは、自分の育った
家庭環境、親の教育に影響を受けるのは、仕方がない
ことである。親のやり方が悪ければ、親を反面教師として、
子供を躾けることが出来ればより、子供にとってベターである。