ネットカフェ難民
60代前半  静岡県
2016/04/08 10:50
ネットカフェ難民
昨日 テレビ朝日で若い女性21歳のネットカフェ難民を紹介していた。

新宿の繁華街にあるネットカフェ(1泊2400円)で1畳半の個室を貸して

もらえる。その子はすぐ近くの風俗で働いている。実家は新宿より電車で

50分位の所にある。家族(両親と妹)と上手くやっていけなく、家を出

たという。家を出る前19才の時妊娠をし、男に認知を求めたが、

拒否をされた。両親にも報告したが、本人は産み育てる気持ちもあった

が、両親の猛烈な反対がありやむなく中絶。中絶したのが、妊娠4か月を

過ぎており、死産と戸籍に記載されるという。家族でも他人という表現が

その子からあった。家族の愛情が薄い親子かも知れない。世間でも

こういう親子、家族の絆、家族愛が薄い家も決して少なくはないと

思う。

その娘は栄養のバランスを考慮した食事をしておらず、夕食に

お菓子一切れとか。

それを見かねて取材ディレクターが、食事に誘って食べさせるシーン

もあった。彼女は、この生活が自分に合ったいると言った。

社会の底辺で暮らしている女性の生活の一部を垣間見た気がする。

このネットカフェの長期宿泊者(1月分の宿泊料金を予め支払う)は

半分くらいいるという。個室があってインタネットできるパソコンが

常備している。共有スペースに飲み物の出るサーバーが置いてある。

日本で高所得層、中間層、低所得層と分けると、所得格差の増大で、

中間層の減少、低所得層の増大が起きている。

グローバル化の波、15年間も、いや今もデフレから

完全に脱却できない日本の経済、非正規労働者の拡大。

それらのしわ寄せを被っているのが、今の若い人たち。
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