昨日、富士山の吉田口登山口から日帰り登山のつもりで登山を始めた
高校生2年生（16歳）が、日が暮れて下山できなくなったと
自分の携帯で母に助けを求めた。母は警察に連絡をし、本人にその場所を
動かず、夜を明かすよう連絡。その場所が7合目付近で、今朝から山梨県
県警のヘリと山岳救助隊が救助にむかい、無事ヘリで当人を救助したという。

本人は登山の経験もなく、登山靴でなく長靴で登っており、7合目付
近は雪が残っているという。頂上の昨夜の気温から、恐らく7合目付近で
最低温度はー４度～ー５度であったと推定される。
高校生は都内江戸川区の高校生。

親が息子の無謀とも言える富士登山を許可したのだろうか？
まだ残雪があり、凍傷、低体温症、滑落とか危険が一杯の
ことを、高校生は充分知らないかもしれないが、両親も
知らないのであろうか。

これだけテレビ局が毎日のニュースで社会事件が放送されているのに。

今回の事件は、遭難者が出なくて良かったが、本人も当然お灸は
すえられるだろうが、子供を監督する親の責任にもお灸はもちろん
救助費用も請求されるだろう。軽率な行動で大きな代償を支払なけ
ればならない。