熊本県で一昨日夜９時半頃　益城町でM6.4震度７の直下型(縦揺れ）地震が発生。
気象庁は、今後1週間は余震があるだろうとの見解。

でも今日深夜にはM7.1(震度6強）の本震が益城町で発生。
その後本日午前3:55　南阿蘇M 5.8（震度6強）、
同日午前7:11　大分県由布市Ｍ5.3（最大震度5弱）。

熊本県では、熊本市から北西方向に日奈久（ひなぐ）断層帯」と
その北側の「布田川（ふたがわ）断層帯があり、阿蘇、別府に延びている。

国土地理院のGPSデータから、南阿蘇地方で南西方向に最大95cm移動、益城町では、逆に北東方向に50cm程度移動しているという。
断層が横ずれした模様。

大分ー熊本構造線に沿って、3か所で同時地震発生。
日本の地震学会は、この大分ー熊本構造線で向う30年で
大きな地震が起きる確率は8％と予測していた。
静岡県でのそれは、86％。


だから熊本県の方々は、油断していたと思う。
対岸の火事と思っていた人たちが、多いのもインタビューされた老若男女の声ではっきりしている。

地震学会の実力は、今回も無力だと証明された。

従って、地震学会の発表データをうのみにしないで、自分の経験、知見等を総結集して自分で自分の体は守らなければ、他人は守ってくれない。