不思議なこと
今日は、不思議なことが2回もあった。
その不思議な、奇妙なこととは、いつも用事で通る桜並木(既に葉桜に
変貌)を歩いていた時、高齢のお婆さん(80代)と付き添いのヘルパーさん
と出会った時、そのお婆さんが手を上げて向かってくる私に笑顔をするの
です。私の知らないお婆さんです。
すれ違ったあと、ヘルパーさんが、そのお婆さんに「お知り合い?」と
尋ねているのが、聞こえる。お婆さんはどう答えたか、わからない。
どんどんお互い離れて行くので、声が聞き取れない。
もう一回は、用事が済んで、いつもと少し別の道を通って帰宅途中
またお婆さんに出逢った。年の頃は、70代前半であろう。足取りが
しっかりしている。そのお婆さんは、一人で歩いていたが、私と
すれ違う時、にこっと微笑む。怒る顏を見るよりは、心は和むが、
少し気味が悪い。東洋人の不思議な笑みですね。
概して、私とすれ違う時、にこっとされる女性もいないことは
ないが、一日に微笑みを下さる女性に2回も会うのは、珍しい。
この微笑みを下さるのが、若い女性、或いは分別のあるご婦人
だったら、幸せ気分は、もっと高揚したであろうと。