三人娘の選び方
社長が若い有能社員に、娘三人のうちだれか一人を貰ってくれまいかと
頼んだ。
「承知しました。三人のお嬢さんに面接したうえで決めさせていただきます」と
いうことになった。
面接の部屋に、まず長女が入って来た。
「お嬢さん、口はいくつお持ちですか」
「二つあります、上の口と下の口と」
「どちらが年上だと思いますか」
長女はしばらく考えて答えた。
「下だと思います」
「なぜ?」
「下の口にはひげが生えています」
つぎに次女の番になった。
同じ質問に対して、次女は上の口が年上だと答えた。
理由は、「上の口には歯が生えています」
末娘が、やはり同じ質問を受けた。彼女は下の口が
年下だと答えた。
「だって下の口はミルクを飲みますもの」
若社員は、末娘と結婚した。
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「もっと愉しくアノ話」 より
どこで若社員は、終生の伴侶として末娘を
選んだのであろうか?