餅つき
60代前半  静岡県
2017/01/17 0:10
餅つき
もう正月の鏡開き、どんど焼きも終わった。

昨年末 伯父から送ってもらった餅も全て食べてしまった。

家族が5人も居て、しかも近くの娘夫婦まで分け与えたから。

正月7日に我が家の1升用餅つき機(蒸す、こねるの自動)で

3回に分けて3升(1升=10合、1合=150g)の丸餅を

作った。餅つき前夜のもち米の洗いと水張りが手間がかかる。

しかも水が冷たいときている。お袋の苦労がよく分かる。

そして餅の白さもこの工程で決まるから、手を抜けない。

水張りから10時間経ったら、ざるにもち米を移し、水を切る。

後は、餅つき機にボイラー用の水を指示された量を入れ、

水切りしたもち米を入れる。

もち米の入れ方は、周辺を低く、真ん中を山状にするのが

肝要。後は自動スタートをすれば、まずはボイラーでもち米を

蒸し、次にその蒸されたもち米を機械でこねる。

タイムアップすると、しっかりもち米がつきあがり、

餅粉を予め撒いたテーブルにつきあがった餅を移す。

餅粉を餅にまぶし、少しずつちぎって丸餅状に揉む。

何分 出来上がったばかりの餅は熱い。やけどをしないよう

熱が通らない綺麗な軍手で揉んでも構わない。

あとはその丸められた餅を冷やすため、薄い大きな容器に

並べる。出来る限り丸餅同士の隙間を作る。さもないと

冷えて行く過程で、丸餅同士がくっついてしまうから

要注意。

この丸餅の私の田舎での食べ方は、砂糖じょうゆで食べたり、

あずきのあんこをつけて食べたり、或いは大根醤油で

あっさり食べたりする。

昔のように石臼(或いは木うす)でもちをこねながら

次第に木づちでぺったんぺったんするのもいいが

体力もかなりいるし、手間が非常にかかる。

下手な奴がやると、木づちを石臼の真ん中でなく、あさっての

場所を打ったり、或いは合いの手の方を危険な目に遭わす恐れ

もあり、情緒はあるが、危なくもある。

明日は、豆餅を作る予定である。もうもち米は既に洗っておいて

水張りも済んだ。後は丸餅と同じ要領でするが、豆をいつ投入

するか、塩をどの程度入れるかくらいかな。

私は、豆の投入は、蒸し終わった後、蓋を開けて豆を投入する。

塩も一緒に入れる、但し鍋全体に。かたまりにならないように。

塩はもち米1升に対し、6~7g程。

ただ豆は黒豆を使用して、予め煎(い)っておく。

こねあがったら、まめもちを取り出し、かまぼこ状に

形成する。1日程度置いて、形状が固まったら、

自分が食べたいような厚さにかまぼこ状のまめもちを

切って、丸餅と同じように乾燥させる。
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