遅い初詣
正月元旦から近所のお爺さんの逝去、10日には元会社の同僚の逝去と
不幸が続き、やっと天気もいいので、箱根神社まで三島からルート1号線を
車で行って来た。空は快晴、ほとんど雲がない。箱根峠まで雪も残って
いない。昔はサイクリング車なんか見なかったが、最近は自転車の
サイクリング車を何台か見かけた。
またリュックを背負って、箱根峠を目指して徒歩で登っていく輩も
見た。逆方向に三島に下っているトレッカーも散見される。
箱根峠~三島では、急ピッチでバイバス工事が進んでいる。
つづら折り道路が続くから、ドライバーは箱根道を攻めるのに
真直ぐな道を作って、単調な道とする。
峠(高度約1000m)の気温は5℃。
遊覧船の発着場には、バスが何台も駐車している。
芦ノ湖の湖面は、碧く波立っている。正面には芦ノ湖の奥に
富士山がどっしりと雪を被った秀麗な山容を見せている。
駒ケ岳には、雪が積もっているのが見える。
元箱根の日陰部分には、雪が沢山残っている。
箱根神社の駐車場は、土曜日の性か、混んでいる。
しばらく制止位置で待ち、駐車場の空くのを待つ。
空いた場所に、車をゆっくりとバックで入れた。
境内までに続く石段の両脇には、直径1m~1.5mはある
杉の巨木が林立している。高さは30m~50mはある。
上からお参りを終えた参詣者の行き交う言葉に唖然とする。
中国語だろう。台湾からのグループ観光者かも知れない。
境内には、30人くらいいただろうか。でも人の波が途切れる
ことなく続いている。
お賽銭を入れ、しっかり二礼二拍をし、願い(健康と繁栄)事をした。
毎年1月4日ごろ、初詣に箱根権現様に来ているが、今年は遅れた。
私は、この澄み切った空気が凛としているのが好きで、お参り
するが、他の家人は寒いし、家から遠いから一緒について来ない。
駐車場への下り途中、和弓による的当てをやっていた。
距離は25mくらいであろうか、的の大きさは15cm四方の
大きさ。老齢の女性が、袴姿で試技を行っていたが、一回目は
的より右斜め上20cm位に外したが、二回目はしっかり的に
当てた。素晴らしい腕前であった。当人の顔も幾分ほころんで
いたように見えた。何人かのギャラリーがずっと彼女の一挙手
一投足を見守っていた。
片道1時間のドライブでもあった。
以上