今も 時々 思い出す

高校3年 卒業間近 の 恋愛
彼の あだ名は ポンコツくん 文化祭 で 知り合った グループの1人だったの
初デートは 秩父の夜祭り
待ち合わせ場所に マジ～ って位のボコボコの 車 で 来た彼

でもねぇ～ 彼が この日の為に バイト すごーく がんばってた事は 知ってたの

でも ボンコツ車 が 精一杯 だったのかも

その時！ また 一台 赤いスポーツカー が

彼と 同じグループの 会社の ボンボン イヤミみたいなヤツ

アイツと俺！ どっちと 行く って 言ってきた

その頃の 私 って ピュア だったのかも

私は ボンコツ 選んで 秩父 に 向かいました
ところが… 信号待ち に なるびに エンジン が 止まってしまって

さんざん それでも彼は 自分の着てる服 を ほとんど 私に 着させて くれたり 私に 気遣って くれたの (^-^)b

そんな事が あった 一週間後に プロポーズされて
彼は 私の事を ひめちゃん！ 私は 彼を ポンコツくん！ って 呼び合って
ポンコツくんは すごーく 優しかったの

テレビ 見てる時は いつも膝の上

時々 ピラフや サンドイッチ 作ってくれて…

時々 私に 似合いそうな 洋服 買ってきてくれて…

私が 怒る と 悲しそうな顔 するの

とにかく そんな ポンコツくん が 好きだったのに…… 私が クラブで バイト 始めてから 私が 変わってしまった

ポンコツくんが 買ってくれた 細くて小さなルビーの 指輪 より

ダイヤや ブランドバック に 心 が ゆらいで しまったの

華やかな世界 で ピュアを 失ってしまった私
大切なもの を 捨ててしまった

あれから 20年以上すぎ ポンコツくん と 私 の 共通の 友達 が 二人を 会わせて くれたの(^o^)/
ポンコツくんは お腹 ポッコリの どこから見てもおじさん に なってました

でも ｢ ひめちゃんは 今でも ひめちゃん だねぇ！｣ って 優しく笑って 言って くれたの

私は 涙 が 止まらなくて
ごめんねぇ！ ごめんねぇ！ って ひたすら 謝るしか なかった～

最後に ｢ ひめちゃん！ 幸せ に なるんだょ｣ って言ってくれて…

ポンコツくんは 今 普通に 結婚して 子どもが いて お父さん してます(^-^)b


ずーっと 幸せ で
居てねぇ

ポンコツくん(^-^)