なんか
釈然としない気がしました。

一昨日のこと。

それは
出張先からの帰宅時に
起こりました。


僕は若い衆二人を乗せて
運転していました。

前方を並んで歩く二人連れに
まず最初の違和感を感じました。

その時点では
ただ視界に入ってくる
なんとなく歩き方とか並び方が
不自然で・・・

でもそれはまだ
漠然としたものでした。

それが

その二人連れの横を
通り抜けようとした瞬間

道路側の人が急に暴れるように
歩道からはみ出してきたんです。

咄嗟にハンドルを右にきり
道路の中央に回避しました。

ところが人がさらに飛び出してきて
車の横っ腹にバタンッと音を立てて
接触しました。

通過してから

えっ？なんで？と思いながら
バックミラーを覗くと

道の真ん中で
あばれている人をもう一人の人が
取り押さえているように見えました。

車を叩かれたような感じでしたが
接触したのは間違いなかったので

僕は車を脇に寄せて
さらにその二人連れの様子を見ました。

すると・・・

もう一人の人が
あばれている人の腕を掴んで
引きずるようにして
慌ててこちらに
走り寄ってきました。

それは
知的障害者の腕を掴んでいる
介護の男性だったと
その時やっとわかりました。

介護人は凄い剣幕で
まるでこちらから当てたように言ってきました。

そしてこう言うんですね。

「この子は人様からあずかっている
　　大事な児ですから、
　　　　なにかあったら困るんです、」

そこでまた
釈然としない違和感がありました。

介護人が男の子を
道路側に歩かせていたこともそうですが

なによりも
怪我をしているかもしれないのに
いやがる男の子を引きずって
こちらまで走ってきたことが

とてもその子を大事にしているようには
見えなかったんですね。

もしも男の子がその場で倒れていたり
介抱されていれば理由はどうあれ
こちらから車を降りて
駆け寄らなければならない筈でした

ところが
介護人が一目散に走ってきて

あげくに男の子を放置したまま
自分の職場やら男の子の家族に電話しだしました。

僕は思わず
「おいおい、
　　男の子を放ったらかしにしたら
　　　　あかんやん！」

といいましたが
介護人は電話に夢中でした。

そして・・・

おそらく職場指示でしょうか
救急車を呼ぶって言い出しました。

男の子はどうみても元気で

助手席に乗っていたうちの若い衆が
いち早く男の子に問診してました。

ところが介護人は

「この子に聞いてもなにもわからないから」　

そういってはなから確かめもしないんですね。

そんなすったもんだし出した時でした。

目撃者が
「僕が一部始終をみてましたよ。」
そう言いながら
自転車に乗って現れました。

「自分から当たったのに
　　車をとめてもめているから
　　　おかしいなって思って戻って来た。」

それはまさに
こちらにはありがたい目撃者でした。

そこからは男の子を捨て置いて
目撃者の方とうちの若い衆二人が

介護人の不手際を責めたて始めました。

そうなると介護人は
まるでこちらの四人がみんなぐるみたいに
勘繰りだしちゃいました。

（いやだから
　　男の子を放置したらあぶないやん！）

ていうか
運転していた当事者の僕と男の子が
蚊帳のそとになってました。

（参ったなこれ・・・
　　　違和感どころやないし）

その時既に
うちの若い衆が
すぐさま警察を呼んでいましたので
割りと早く婦人警官がやって来ました。

暫くして救急車もきて
その後お巡りさんが二人で
あと事故調査官が二人
あっといつまに7人が集まりました。

そこへ
介護人とうちの若い衆と目撃者のかたと
合わせると
総勢12人になっちゃいました。

救急車はちょっとみるだけで
警察のかたと相談して
なにもせずにすぐに
帰っちゃいましたけどね

まず何より
男の子は頭を打ったわけでも
外傷があるわけでもなくて幸いでしたが、

介護人の保身と言い訳ばかりで
これだけのひとが巻き込まれた感じでした。

こちらには
ドライブレコーダーも目撃者もあって
男の子に怪我さえなければ
それでよかったのですが・・・


ところが・・・


たとえそうであっても
もしも相手さんが診断書を取って
警察に提出すれば

人身事故扱いになってしまうそうなんですね。

つまり
少しでも違和感があったなら
手前で停車しやなあかんということなんですね。

現実的にはそんなことは
ほとんど不可抗力なんですけど、

それは実証できないので
たとえば
こどもが急に飛び出してきても

アウトなんですね。

こんかいも
目撃者が
「後から見ていて
　　あたり屋かと思った」

などと証言していても

だめなんですね。

これってもっと
違和感がを感じちゃいませんか。

て言うか
目撃者もドライブレコーダーもなければ
おまけに介護人があれでは
僕のほうが完全に悪者にされちゃいますよね。

お～恐い～～


そして帰り際に
お巡りさんがアドバイスしてくれました。

たぶん診断書は出さないと思いますが・・・
治療費とか言ってきたら自賠責保険で
払ってあげればいいですよ。

つまり
自賠責保険はお国の保険ですから
120万円までは無条件で
支払われるそうなんですね。

その夜やはり予想通り
介護人から電話がありました。

結局、かえってからまた
救急車を呼んで病院で
レントゲン検査や診断したそうです。

結果
「今のところは←←←何ともない」

けれど、、、

病院の支払いを立て替えれないので
僕から病院にすぐに連絡をいれてくれって
よくわからない電話でした。

一応うちの保険屋さんには
その旨つたえておきましたが、、、

なんとも
自分の責任をさておいた物言いで
人任せな介護人には
くびをかしげるばかりです。


なんだかこれも
違和感が・・・


て言うか
一番驚いたのは・・・


その時、
散髪屋さんの店先で
すったもんだしていましたが

なにを思ったのか

介護人が僕に

「店先で騒いで迷惑をかけたので
　私はこのお店の人にお詫びをしたので、、、
　　　貴方も謝っておくように」

なんてお門違いな指図を
してきたことですね。



結局・・・

男の子のお守りして
うちの若い衆と目撃者の方をなだめて
責め立てられてる介護人を庇って
警察の人たちにもお詫びして散髪屋さんにまで
ひたすらお詫びするばかりで
診察費も払うことになっちゃいました。


僕はバカのつくお人好し？

まあ
みんな無事でそれで良いけど


なんだこの違和感は？






彦甚尽～( ・ε・)ﾓﾔﾓﾔ