我が家の年末年始---その2
50代半ば  大阪府
2022/01/02 9:51
我が家の年末年始---その2
28日は
冬至から一ヶ月ちょい経って
未だ日は短くて
5時には薄暮になります。 

そうなる前に

水洗いして並べられていた
電気の傘や雨戸やガラス窓を

父が急いで元に納めていきます。

ようやく
家族総出の大掃除が終わります。

これは僕が幼稚園の頃から始まった
そわそわ落ち着かない
一年で一番長い1日でした。

29日から晦日になると
掃除から解放されてほっとします。

兄弟4人で掘り炬燵に治って
お盆の上に有田みかんの皮を
山積みにしたものです。。

その頃のお正月といえば
お店は軒並み休業で
外には人っ子一人
歩いていませんでしたから、、、

初七日分の白いお餅と
箱買いしたミカンと
母が仕込んだ白菜のおつけ物だけは
唸るほどありました。

後はトランプでもしながら
お風呂の順番待ちです。

まず父と長男が入ります。
その次は姉2人、
最後は母の用事が終わってから
ずっと後に母と末っ子の僕が入ってました。

これは年末ならではの順番でした。

我が家のお風呂は檜の深い浴槽で
母はいつも足だけ湯に浸かって
中腰にかがみ洗面器で
洗い物をしてました。

その真後ろで
湯船に浸かってた僕の頭上には
母のおoYoが丸ごとアップでした。

あれって
僕が小学の4年くらいまでの
末っ子ならではの年末劇場でした。

いまだに目に焼き付いてます。

何度か白い脱脂綿のような物が詰めてあって
それは大人になるまで長い間謎でした。



お話が逸れました。


そしていよいよ大晦日です。




彦甚尽~^_^
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