[メモ][ペン]恋物語(最終話)暮れなずむ夜のように。[もうやだ~(悲しい顔)][揺れるハート][~][失恋]
50代半ば  大阪府
2011/07/11 12:17
[メモ][ペン]恋物語(最終話)暮れなずむ夜のように。[もうやだ~(悲しい顔)][揺れるハート][~][失恋]
明美の話は・・・・

いきなり衝撃的だった。

明美が名古屋の学園生活を捨て、

下宿の荷物も放置して、

オンボロ軽自動車に身の回りの物だけを放り込んで飛び出した。。。

それは優しい両親も学園の夢もそして自分もふくめた、

文字通り一切の過去をかなぐり捨てるような逃避行だった。

大阪方向にむかってひた走り、

エンストしたオンボロ自動車ものりすてた。

明美をそこまで追い詰めた

絶望的な訳とは・・・

・・・

失意の堕胎に追い打ちをかけるような・・・

下宿先の店のマスターによるレイプだった。

・・・・

・・・



この事は明美の日記には書かれていなかった。

ただ、
おそらくその頃に
お姉さんのように優しかった店のママの態度が・・・

急変していた。

『ドロボネコ?』

僕はそのことに思い当たり察した。

・・・で?それでどうなんや?

と言う思いが僕の中では膨らんでいた。

つまりは、

僕にはそんなことまで
敢えて話している彼女の深い傷を理解できていなかった。

明美の話はそんな自分の心の傷をさらけだしていった。

ごめんな。明美。

あの頃の僕には・・・

さっぱり訳が解からなかった。

(自分に傷がなけれそれでええとでもおもっていたような。)

今にして思う。

明美の話は、
僕を傷つけないための明美の優しい言い訳だったんや。

『自分は、
私が失なったものを一杯もってる。
わたしなんかよりもっといい人いてるよ。・・・』

そんな明美の言葉に

未熟な僕はなぜか突き放されたような気持ちになってしまっていた。

明美に男にしてもらったのに・・・
僕はまだまだ男になれていなかったにちがいない。
・・・・


そんなある日から・・・
現実的な別れにいたるまで・・・
いろいろあった。

最終的には・・・

明美が田舎へ帰ると言いだし、
僕は就活も放棄して単身アメリカへ放ろうの
旅に出て行くことになって・・・

明美との恋物語にピリオドを打つ事になってしまったのだった。





・・・・おわり




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コメント

50代半ば  大阪府

2011/07/11 14:20

2. [芽]うさぎ[芽]さん

(´□`)はぁ~い。[チューリップ]

テマミソな話でござったね。[うれしい顔]

よでくれてあーーと。[ひよこ]

[芽]うさぎ[芽][退]
30代半ば  大阪府

2011/07/11 14:14

1. (´□`)ご苦労様でした

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