[演劇]短編じやなくて短期?クロッキの悲劇[演劇][鉛筆][6]
50代半ば  大阪府
2011/07/14 18:37
[演劇]短編じやなくて短期?クロッキの悲劇[演劇][鉛筆][6]
ぼくがちょっと目を離した隙に?
(犬の散歩みたい。)

クロッキは暴走していた。

僕はまじ生唾を飲み込んだ。

なぜなら、クロッキが突進しているその先には・・・

あれはきっと、
モデルとかダンサーとか、

そんな感じ・・・><;

・・・近寄りがたい程の超美形なお姉さん達だった。

(ひょっとしたらクロッキの奴イノシシなみに目が悪いから・・・
よう見えてないんやろか?)。[あせあせ(飛び散る汗)]


それともあいつはやっぱちょっとちやうんかなぁーーー?

と・と・とんでもない奴やぁ~。

3人連れ立って歩いている真ん中の金髪レディにむかって・・・

手のひら上げてハーイのポーズしよった。

さすがに僕の目にはクロッキがなんかすっごい男にみえてしまっていた。

当然キザ男もこの瞬間を見逃していなかった。

もちろん先輩達も・・・

Eグループが総注目であった。

実をいうと僕の足も凍結していた。

・・・・(どないしょ?)

ところが・・・

クロッキがハーイのポーズをとってぶつかりそうな瞬間・・・

お姉さん達はサット二つに分かれて・・・

あたかもクロッキが透明人間にでもなったようにやりすごしたのだ。

・・・へ?

そして、透明人間の次は・・・

[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]
手をあげたまま石像になってしまっていた。

Eグループ即解凍。

(な~んや。やっぱりな。びっくりさすなや。・・・)

一杯声がきこえてきそうであった。

いつまでたってもクロッキが動かない、

僕は心配になって・・・駆け寄った。

すると、クロッキはくちごもるように、
「ハゥゥ ドゥウユ どぉ?ハゥゥ ドゥウユ どぉ・・・」

虫の声で反復練習していた。

さすがのぼくもあきれて、、、

「君な?それいうたんか?」

するとクロッキが

小粒の汗を額にためてしきりにうなずいた。

あまりにも小さな声で・・・ことばが通じる以前のもんだいだった。

それより僕は・・・


心配して駆け寄った自分が、
とてもいいやつやなっておもえて。・・・

でもなぜかなさけなかった。







・・・・つづく

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コメント

60代前半  北海道(道南)

2011/07/14 19:16

3. >彦さん

なるほど[ウッシッシ]

50代半ば  大阪府

2011/07/14 19:08

2. >〓徽夜羅〓絡みのない友達申請〓さん

クロッキ[手(チョキ)]

60代前半  北海道(道南)

2011/07/14 19:07

1. ( *´艸`)

黒うさ可愛い[かわいい]

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