ちょっとあぶねぇお話。(最終話)[爆弾](自分がはずかしくて・・・)[うれしい顔]
50代半ば  大阪府
2011/09/26 0:00
ちょっとあぶねぇお話。(最終話)[爆弾](自分がはずかしくて・・・)[うれしい顔]
ふんとにアメリカ人って奴は・・・

普通に鉄砲を人にむけよる。

無防備でフリーズしている相手のことも考えろっちゅうねん。

でも・・・

2度3度とそんな目にあってると・・・

案外普通になったりするんですね。

こっちのほうがあぶねぇ~~かも。[ボケーっとした顔]

1度目は単なる交通違反でした。

尾行していたパトカーを無視したために暗い広場に追い込まれてフリーズ。[ふらふら]

そしてこれが2度目でした。

真夜中にこっそり持ち出した厨房のメロンを爆弾とまちがえられてフリーズ。[がまん顔]

なにしろ爆弾テロですから。ははは

でも、近付いてきた警官が僕を目視するなり比較的早く誤解はとけました。

恥ずかしながら僕はとても大人とはおもえないほどおぼこい顔で・・・

実はアダルトシアターに入場拒否されていましたから。とほほ。

当時僕は23歳、映画館のキップ売りのお姉ちゃんが二十歳そこそこ。

それがぼくにこう言ったのを今でも思い出します。[あせあせ(飛び散る汗)]

「坊やは・・・お家にかえりな。シッシッ。」

オーマイゴッド。です。腹の立つ。

・・・僕は自分でも恥ずかしいやら、頭に来るやら・・・

アダルトムービーはもうどうでもよくて・・・

「あのね。僕はこれでも、日本では23の大人やでぇ。。。」えっ?

自分で言っててばかだった。

あげくにはパスポートまで提示して、、、

お姉ちゃんにはどんどん

どん引きされるのが解りました。

あれは単身ロスに渡って間もない頃でした。ははは

・・・ととと

話しがそれちゃいましたね。

それどころじゃないのです。

警官が・・・
いよいよ僕のカバンを強硬に見せろと言う。

ゴメンナサイ

この時カバンの中にはマジで、
あずかりもののマリファナがふた袋ありました。

僕はいよいよ観念して必死の大芝居をうちました。

「オゥケィーマン
イトドビフアイン。
バァット・・・!ユーソーファニーアンチュ
コーズ、イットジャストフルーツやんけぇ」

みたいな感じで言ったとおもいます。正確には忘たけど。

「おいおい、ええ加減してや兄ちゃん。
これはただのメロンやんか。
ようみてみぃや」

とかいって必要以上にカバンを突きだして、

カバンのがま口をおっぴろげてこれ見よがしに見せたのです。

どきどきどき[ドンッ][あせあせ(飛び散る汗)][ドンッ][あせあせ(飛び散る汗)]

はははみごとなメロンでした。
それも食べ頃で良いにおい。

その時・・・でした。

まさにグッドタイミングで彼のハンディー無線が鳴ったのです。。

無線に応答しながら、

警官が大立ち回りしていたスーザンの方を見あげました。

僕もそれにつられて見ると・・・

スーザンにかみつかれていた警官が、

彼になにやら指示をあたえているようでした。

・・・・

(助かったみたい。)

警官がメロンをつかみかけていた手をひっこめたのです。

(助かった。)

・・・





おー!!!

スーザン。[涙]



その後、
僕は、恥ずかしくてスーザンの顔をまともに見ることができませんでした。
だって、
たとえ厨房のチーフにもらったといっても、
こそこそと施設のものを持ち出していた訳で。
そんな自分がどうしようもなく恥ずかしくて。。。
などと自責しなから・・・
アパートに持ち帰っておいしく食べてしまった自分がなさけなくて。。。

少し前までは
スーザンの危機を救ったプチヒーローだったのが、
一夜にしてチンケなメロン泥棒になっちゃったわけです。

おぼこい不器用な青年が・・・
そんなこんなで、
危なっかしいアメリカ社会で、
その後もこんなあぶ
ねぇー生活をつづけるのでした。


(おわり)



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コメント

50代半ば  大阪府

2011/09/26 0:10

2. >徽夜羅£キヨラさん

未だ起きていたのね?
といいながら。。
僕はまだ北海道にいったことがないのです。[ふらふら]

仕事が落ち着いたらかならず行こうとおもっているんやけど。。。。

なかなか思い通りになりませぬ。[涙][バッド(下向き矢印)]

60代前半  北海道(道南)

2011/09/26 0:05

1. なるほどー[るんるん]

簡潔にいうと外国って怖いね(笑)[泣き笑い]

まぁ海外に行く事はまずないけど(笑)[ウッシッシ]

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