秘密の小道に分け入ると
10歳そこそこの僕にとって
理解を超えた疎外感を癒す場所だったのかもしれません。
もちろんそんな
小学生4年生かそこらの子供に
疎外感なんて言葉の意味も
そんな言葉自体がわかるはずがありません。
ただそれは
小さな自分を取りまくものに対する不安であり
違和感であり不信感のようなものでありました。
それらは脳の発育上は
ごくごくありきたりな経験値が増えていく課程だったのです。
ごくごくありきたりなのかどうか
幼い僕にはそれすら疑問符となっていたようですね。
その疑問符は絶えず見えないところにあって
たとえば真後ろとか
あれっ?たしかに実感するのに
振り返ってもふりかえっても
後ろにまわりこんで見ることが出来ないような・・・
そして
いつしか山道を一人歩きする子供になっていったのです。
コメント
2013/08/30 17:45
6. >ミヤビ・ジョヴォヴィッチさん
次回
『秘密の小道にわけいるとそこには』
返コメ
2013/08/30 17:40
5. >彦さん
走馬灯のようにも思える。。
返コメ
2013/08/30 17:07
4. >心さん
足取りもおぼつかない
迷子歩きです。。
返コメ
2013/08/30 17:06
3. >ミヤビ・ジョヴォヴィッチさん
とりとめのない回想日記ですやん。
返コメ
2013/08/30 15:29
2. 偉い、一人歩き(^-^)v
返コメ
2013/08/30 13:37
1. 定番のシリーズ化だ
返コメ