夢の中の住人
・・・寝ては夢、起きてはうつつ幻の・・・
ようやく
限りなく認知症に近い義父を
病院に連れて行きました。
(上手く口実を作って連れ出した。)というのが真相
そうです。
自分ではこれっぽっちもおかしくない筈の義父ですから
たやすくその手の診察はおろか治療など
受ける余地もありませんから。
なんとかうまく
ごまかして病院へ連れ出しました。
義父は
もともとが穏やかで受動気質だったおかげなのか
暴力とか理不尽な振る舞いはなく
攻撃性などはありません。(今のところ)
ただ脳梗塞で半身不随の義母に対して
密かに暴言を吐いたりするらしく
義母がボケているとまわりに訴えている程度です。
「うちのばあさんがおかしい。」
「(洋式)便所の水で顔を洗いよる。」
「夜中にワシを寝かせてくれない」
「いっぺん病院でみてもらったほうがええでぇ-」
などと
すぐとなりに暮らす義弟夫婦に言いつけにやって来るというのです。
そのつど義弟達が
「いやいやそんなことありませんよ。
おとうさんのいってることのほうが変ですよぉ-」
と義父を窘めたりなだめすかして、
「おとうさん。
こんど病院でみてもらいましょ」
と言うとむしろ警戒しているようで
しばらくは大人しくしているというのです。
そうなんです。
まだまだ
夢の中の住民にはなりきっていない
義父なんですね。
ですから
義父にとっては虚蝉の病院へ
連れ出せたことは
ひとつ前進
だったのです。
みんなで健康診断に行こうって嘘つきました。
なんとか無事に診察受けさせて帰ってから
ちょっと一騒動ありましたが・・・
このつぎはまた
MR検査に連れ出さねばなりません。
さてどうしたものやら。
・・・
コメント
2013/10/19 9:23
2.
お疲れ様ですm(__)m
返コメ
2013/10/19 8:52
1. むむむ……?
返コメ