早朝７時

太ももの辺りでバイブが鳴った。

目立たないように着信音をとめて

布団のおくに潜り込ませていた携帯のバイブが

おしりをゆさぶったみたい。（ブルボヨ～）


いつもリスポンスの良いゆきちゃんからのメールだった。



「今日１２時ジャンカラの前でな」

先々日から３度目の確認だった。



実は僕も

午前３時位から

ゆきちゃんと逢うのが待ち遠しくて・・

股間が何度もスクワツトしていた。


オイッチニ－

オイッチニ－

オエッチニ－


意外に代謝効果が有りすぎたみたい。（腰が痛い）


そんな朝まずめのバイブ攻撃って

絶妙の目ざましではあったが。。。



ひょっとしたら

きょうも不発に終わるかもしれない

という予感が


頭を


よぎる。



１０日前のラブホデートがそうだった。


あの日

頭の先から足の先まで

あたかも骨のパーツを１個ずつ確かめるように

ベッドで学べる解体新書みたいな・・・やりすぎた（笑）


マッサージに体力とエロ汁を使い果たしてしまった僕

ここ一番に空砲だった。



なので今日こそはと

あれから貯めに貯めていた。




１２時ジャンカラだ。



さて会社を出ようとしたら

またもやゆきちゃんのメールがきた。



おいおいまた確認かよぉ－とおもって開くと？？？




「セペ買ってきて」


これまでゆきちゃんのはコッチヤ君とは違って

変なにおいがしたことなんて

一度もなかったのに。

意外だった。


そこで冗談に違いないと


「マジかよぉ－？」と返した。


ゆきちゃんは大まじめだった。




「たくさん？いるのぉ－？」←

「うん」←だって。




僕はお薬のスーパーに立ち寄って

セペ５箱（20本）携えていそいそと

ジャンカラへと

ＥＴＣをセットしたあ－。






つづく