目の前にいる3人の女を君はどんな風に愛せますか?
今を優しく包むしか許されない君は
目の前にいる女3人を
どんな風に愛せますか?
それぞれ密度の違う時の流れが育んだ
目の前にいる女3人を
どんな風に選り分けて
突き放せたりできますか?
ただ優しくしていたいだけの曖昧な君は
目の前にいる女3人を
どれだけ裏切らずに愛せますか?
ついたり離れたりの4年目の言い訳は
それぞれに重く
見つめる深さが絡み合い
求める強さになっていく。
今度3人で逢おうよ?
いつか4人で飯喰おうよ。
そして無邪気にみんなでお風呂はいって
くつろげる・・・筈はない。
あいつはそれほど君を必要じゃない?
あいつだって君だけを好いているわけじゃない?
そんな
かわしきれない歳月の重みが
つぶやいた。