メーカーとしての憂鬱
50代半ば  大阪府
2014/07/07 3:37
メーカーとしての憂鬱
僕は
これまで
ユーザーのニーズに応じて
多種多様な設備機械を
造ってきました。

その都度
時代が求める
省力化であったり
省エネであったり
また生産性の向上であったり
します。

今この現時点では
省エネ省力問わず
生産性の効率化が
求められているようです。

僕の仕事はもとより
それら全ての要求に供するべく
ユーザーの利益=国への貢献と言う
信念に基づいています。

ただ

これまでの経緯で
海外に輸出する場合
その度にある種の憂鬱が
つきまといます。

もっともそれ以前に
僕の造る機械が
良くいえば従業者の負担を
軽減しますが、
さらにいえば彼らの仕事を
奪うということにもなります。

まあそれはそれで
世の中の皺勢として
さらなる労働力の質的向上に
繋げる利点にもなり得るわけです。

さてそれが
海外にーたとえば中国に
韓国にベトナムに
そして今回インドネシアに…

鑑みるに
それでなくとも人件費のやすい国に
流れた時ー

どうなのか?

将来的な影響について
ふと考えあぐねたりします。

かといって
すでに海外流出の波が
大きく揺れて
今さらなんの心配か?というか

ここまで来てなお
強く盛り返している日本の強さに
安堵してるのも事実です。

今回の案件は
父の代から50年来の
ユーザーさんのご紹介でした。

8年前にそこへ納めた機械を見た
商社のかたが購入したい
ということでした。

そこで僕はそこの社長に聞きました。

貴方の工場で重宝に使っていただいてる機械を

海外に出して
後々
仕事か減ったりしませんか?

まあこの段階では
インドネシアから
日本の手の届かない需要に
寄与するレベルのものですから

ユーザーさんも気にしておられない?
そういうことなんでしょうがー


しかしやはり
やや複雑な気分になります。

(^^)ぅ~
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コメント

2014/07/07 3:52

1. ある程度賛成でもあり、杞憂もありかなあ。

国内でも省力化や能率を上げると仕事を奪うことになる。主婦の仕事だって同じこと。

海外もそう、だけどこの前ユニ・チャームがサウジだったかに工場を作ったのをテレビでやっていたが、それを買う層もその国内で増えるってことでした。

私の父が働いていた時、海外に指導に行く→日本の仕事がなくなるが、日本が教えなかったら欧米が行くだけだからと、行っていました。

まとまりないコメントで[げっそり]

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