ここで逢ったタトゥーの女（続×６）

白いつむじと
肩に描かれた素敵なタトウーが

交互に揺れる。

あの下で
もう一人の僕が揉みクシャにされている。

僕は枕を高くして
まるでＡＶを見ているように
下半身を覗き込んでました。

なんかね
気持ちだけ幽体離脱したような
妙な気分でしたね。

もうセクロスはええから
タトゥーを詳細に鑑賞サワサワしながら
添い寝してたいモードでしたあ－。

まあね
それって女の子にしてみたら
迷惑なお話で
早いことやらかそうぜ－
みたいな

だって割りきりなんだし。

そこなんですよね
（オッサン勘違いすんじゃねえ－ぞぉ－）的な

だって実際
彼女たちをいつも失望させる
（どうせ男なんてどいつもこいつも
　突っ込んで出したいだけやん）←

そういう扱い？

ってこれも割りきり正当化の言い訳にされちゃウンですけどね。（笑）

なんてことつらつら考えてる場合か？

コチラを起てればアチラが起たず。

あっ？
アチラは起ってるやん。（笑）
なんやねんお前は節操のない。

瞬く間に被されて－
別行動しとるし。

ほんでここで
タトゥーの女が言いました。

『上に乗るねぇ～
　　　それと－ソフトキスはいいけど
　　　私ツバとかはだめやから
　　　　つけやんといてなあ』
←仕様説明つか取説か

あっはい。