男と女を
凹凸の関係で限って見れば

ある時を境に

男は蟻に
そして女は蛾に

変態していくように
思えてなりません。



文字通り僕とあゆの関係も
なんとも不思議な出会いと
縁からなるものでした。

その始まりは
あゆのガールズバー時代でした。

元々お水の世界に縁のない僕には
そのド派手でチャラコな
ギャルメイクでは

女の実年齢など
予想だにできませんでした。

女が20歳といえば20歳
30といえば30歳
いずれにしろ若く申告しても
多く言うなど有り得ない。

そうお思っていました
がー～(´・c_・`)

あゆは3歳も多くさばを
読んでいたようなんです。

施設をでて夜学を脱落し
ラーメン屋とか
ガールズバーや飲み屋で
働き始めたところだったんですね。

彼女の先輩に紹介されて
仲良く遊びだして
3ヶ月くらいで初ラブホに着陸した
その一瞬には
まだ17歳だったと。。。

解ったのは
彼女に付き添って市役所で
住基カードを貰いに行ったときでした。

えっ？
お前は今年で22歳とちゃうのん？

19って何よこれ

それは2度目の誕生日のすぐ後でした。
見事に惑わされていました。

でも
そうでなかったら
こんなに長く
付き合うこともなかったのも事実です。

そしてその既成事実に
今更の後悔もありません。

はからずも
あゆは少しずつではあるけど
ぼくの好む女性になりつつあります。

そして今では
付かず離れずの関係に落ち着いて

彼女からのラインがあれば
月に一度から3ヶ月に一度
逢ったり逢わなかったりになってます。


そして今日がその
一度になっています。


正直言って
此の時期はー

尼崎の彼女のこと
先日の従業員のこと

思いあぐねる神妙な刻だけに
あれもこれも丸抱えの状況です。


それでも
愚かかもしれないけど
僕はこの
知人のあゆも離すことは
できません。

39℃の熱でひとりでとじ込もって
健康保険がきれて病院にも行けないと
オオゲサニ咳き込む彼女

それが半分が嘘含みで
兎に角僕を引っ張るためだと
判っていても、

ぼくはこうしてまた
市役所とクリニックと処方薬局
と連れて回り。
そして
伸びきってぼろぼろのネールを
治しに来たこの
ネールショップで待ってます。

もちろんこれから
風邪の診察に内科にも連れていって

彼女を納得させてあげて
帰ります。



こんな
知人のあゆとの関係が
また数ヵ月後につづいて
いくんです。よ