そう言われてみれば～～(´・c_・`)


あったような
なかったような
まだないような

それって
アメリカンドリーム的な？
小さくまとまって
昭和ドリームチックな？

皆さんはどうです？
僕にはまだないようですが

それは何処かで
確かに見たような
聞いたような

あっ！そばに居てはりました。

そう
今はなき僕のお父ちゃんです。
お父ちゃんには
三度はありました。わ

そやねん
好き放題やって
あっちの世へ逝きはった
お父ちゃんです。ねん

まえにもお話したこと
あるんですけど


とある親戚筋に家督相続のために
養子に出されてそれは
据え膳上げ膳のとてもお坊ちゃんで

大事にされ過ぎて我が儘放題だたとか、

軍隊でも軍剣さげて
お馬に乗ってハイシどうどう
おまけに食糧を握ってたから

上官にまでちやほやされたそうです。

産まれつきなんか
もってはったんですかね。

ほれがまた終戦後の
物のない時代に
里で大きくお商売やってたお陰で

なんぼでも仕入れができて
大阪は天満橋に構えた事務所で
ばかばか儲けはりました。

そりゃー、
一生涯遊んで暮らせるくらい

なんせ物さえあれば
飛ぶようにうれたんですから

そこでね
僕のお父ちゃんの偉い所は

まだ30半ばやというのに
すっかりお大尽になっちゃって

仕事をほっポリだして
遊ぶ遊ぶ
(^^)ぅ～

あの時
土地でも買っときゃって
お母ちゃんに
死ぬまでいわれてはりましたわ(笑)

そして怒涛の金融政策で
持ってたお金が
あれよあれよという間の紙くずに。

ばかぁ～～(´・c_・`)


まあそれでもね
残った手持ちのお金で

当時では近畿一円でも類のない
大型電器店舗を大阪天満に
オープンしはりましたんやて

これまた大ヒット。やん

放っておいても儲かる。←

ほんまに番頭に任せっぱなしで
放っといて
自分は好きな家電品の修理で
外回りではしゃいではったそうな。

あかんわ(。>д<)


今度は番頭さんが
仕入れの金から支払分まで
みんな持って逃げはりました。のよ


んもう
ばかぁ～～(´・c_・`)


それでもね
メーカーや周りのひとが
励ましてなんとか
お店をやるように
助けてくれはるのに～

お父ちゃんもう
人間不振になってもて

すっきり廃業やん。(笑)＼(^o^)／

そのあと
ラーメンの屋台とか買ってきて
あれこれ大工仕事を楽しんでから


さあ
行商にでてみたら

どうやら自分に一番向いてない仕事が
わかったみたいで

一週間でやめはりました。わ


まあね
なんやかんや言うても
お父ちゃんにはこれで
2回はチャンスがあったわけで………

幸せな人やったと
おもいます。



(^^)ぅ～