歩きました。(´・ω・`)

娘を持つ父親だけに与えられた。

至福の刻です。

子供の人生で母の存在は

父親等足元にもおよびません。

そのよな
なかば僻(ひが)みにも似た
寂しさって

子を宿すことも
お乳も出せない男の性(さが)には

心の何処か片隅に
あったりします。←ぼくだけか？

それが女の子ともなれば
さらに
男親には触れられない聖域が
目の前を覆っていくんです。ね

娘にすれば解って貰えないお父さん
そして父親にはわかってるつもりでも
子供の頃のように包容しきれない
不思議な距離感

それが時として
心にもない言葉を産み
溝になって父と娘を遠ざけたり
するもんです。

僕の場合〓ですけど
そうでした。

そしてそれがまた時が経つことで
多く言わずに
そぐわなかった言葉が消えていく。

きっと
これって父親にも娘にも
そこに育った感謝
なんですね。

今日
娘とのバージンロードで
ゆっくり歩くつもりの足が

そのまま
宙を飛んでいきそうになりました。

これまで
娘の手をひいて
連れて歩くことはあっても

あんな風に
腕をくんで
互いの歩調を気遣いながら
歩いたことが

なかったんです。ね(笑)

あれって
娘にとってもまた
父親にとってもまさに

バージンロードだったように
おもいます。

つま付かないように
真っ直ぐ新郎に手渡す花道が

近くて遠かった僕と娘の
新しい一歩だったのかも
しれません。