御先祖様代々の御霊の
お引っ越し
と言うことなんですね。

大人になってからやっと
その意味がわかりましたがー

なんせ当時は
子まっしゃくれた上に
屁理屈まっ盛りのがきでしたから、

ぼんさんが土を採取して
おまじないかけて
お小遣い貰ってはったー

くらいに思ってました。

そして明くる日

所変わって
大阪のとある霊場

こんどは父と母に連れられて
その後今日に至まで
お参りすることになったお墓に
やってきました。

新しく建てられた
我が家のお墓には
白い布が掛けてあって、
それがとても印象的てしたね。

墓石にさらしを巻いたような光景が
これからなんか始まるぞ感が特大で

子ども心に
親に着いてきてなんかお得な気分に
なったりしていました。
(笑)＼(^^)／


程なくして
禍々しく着飾った真言宗のあの
おぼんさん。
岡山でむにゃむにゃ言うてはった
あのぼんさんが

到着しはりました。

そのあとを
鳴り物を持った
みるからに貧相な小坊主が一人。

さあこれから何が始まるのか
興味津々な僕がそのまたあとを
つきまとっておりました。(笑)



さていよいよ
岡山から持参した
御先祖の御霊を


入れましょうと
おぼんさんが
かしこまりはりました。



かたわらで聞き耳を立てていた僕、
御霊を何かの球かと聞き違えて

眼を皿のようにして
おぼんさんの手元を
食い入るように見詰めておりました。


う～(*´ω｀*)





続く～(^.^)