あの世も銭次第か?パート4
僕は
おぼんさんが
いったい
どんな球を入れるのか
気になってしかたなかった。
それは父がその前夜
母に話していた。
ーー岡山のお墓から
タマを抜いてもらって
明日こっちで入れてもらうーー
そういう内容だった。
こどもにはそんな
目に見えないものなど
理解できるはずもなくて、
きっとあのぼんさんが
目にもとまらない速業で
し舞い込みはったんやぁ~って
勘繰ってました。(笑)
いよいよ
おぼんさんの例のおまじないが
始まった。
始まった
始まったぁ
むにゃむにゃ
むにゃむにゃむにゃむにゃ・・・(-_-)
おい?
またか長い~
墓石の前に立って、
鈴のようなものを振りながら
横で小坊主が
なにやら小さな蓋付き茶碗みたいなのを
持って待機してはりました。
お~ヽ(・∀・)ノ
あれか?
あの中に
タマが入っとるんか?
ぼくは心臓が
パクパクしていました。
それはもう
僕一人が盛り上ってたに
ちがいありません。
勝手に焦らされていた僕は
小坊主が手にかざしているものを
覗き込むあまり
前のめりにけつまづいて
小坊主の背中を押してしまいました。
( ̄▽ ̄;)ぁぁー
小坊主が茶碗を落としよりました。
ぅっわー?
タマが出る!
僕はあの時
父に首根っこを捕まれながら
きっと
石亀みくなっていたと
おもいます。(笑)
う~(*´ω`*)
茶碗がころけた!
続く~(^.^)
コメント
2015/06/11 15:14
2. >>1 ちぃーにゃぁさん
こんにちはー。(*^^*)
マニアックに地味ぃ~に
続いていきます。
(笑)\(^^)/
返コメ
2015/06/11 14:41
1. 彦様~
続き~気になる~
返コメ