割り切り賛歌（その21）｜ワクワクメール

割り切り賛歌（その21）

彼女にとって
僕というのは

自分贔（びいき）にみたとしても

せいぜい
ナンバースリー以下でした。

申し訳なくも有り難くも
それ以下の存在なんだと
位置付けていました。

それは
それまでの
彼女のつぶやきや日記には
僕以外に二人の男性が
登場していたのと

彼女のメールではもとより
実際のお話しでも
そのことは
包み隠さず言うてはりましたから。。。

まずナンバーワンは
プラトニックで
遠距離の薬学部の学生さん

次、ナンバーツーは
僕より半年程前に
やはりここで知り合ったという30半ばの
男性。

その他
前の職場でストーカーにまで発展した
最悪な男とか
それなりにいろいろいたようですが・・・

まあザックリ言って
一番おニューで会う回数からして

僕が新鋭のナンバースリーか？
みたいな(笑)でした。

その頃
まさにこのワクワクででも
リアルデートでも

お互いを知り理解していく上では
仕様書と検収作業が同時進行で
急加速のように見えてました。

僕も日記の中ではありのまま
ズルズルべったりの仲良しコッチャ君や
知らん顔を出来ない
腐れ縁の奈良のあきのことなど

二人の仲の良い娘が
いることは話していました。

お互い
ナンバースリーで赦されているという
認識だったんですね。

ところが・・・

～つづく～