不安なまま
徒然に重なる男と女

がしかし

女がそれを
どこまて考えているのか
男には
推し量る術もない。

長い付き合いで
男がドジらないと信じきっているのか
万が一ドジっても
嘗てそうであったように

男が逃げないと
安心しているのか

いずれにしてもそこは
女にとって
安易に済ませられないはずだ。

これまでに出会った中でも
秀でて利発で頭のいい女だから

巷で周知の
我慢汁での危険性を
知らないはずはない。

もちろん
男としては
そのうん十年の経験で
いまだかつて
そこをドジったことは一度も
なかった。

ただ・・・
この女と交わるようになって
何故か樹液の量が何倍にも増えたことで

男は
その臨海点に
一抹の不安を感じ始めていた。

この二年間がセーフだったから
このあともセーフだとは
限らない。

それともうひとつ

熟成し続けて
相性がさらに深まるほどに
その刹那にゴム着用など

有り得なくなっている。

そして
今夜もそうだった。

SLのシリンダーの如く
ハイストロークに入ってしまうと
もう止まらない。


そして

「ああー
またやっちまったぁ～(´・ω・`)」

女からの突き上げも
日を追う毎に激しくなってきた。

女が言った
「明後日～生理になる！」

（そうだった。）

男はホッとしながら
パイプカットの夢を見る。


そんな不安まじりな徒然に
尼崎の肉沼が
まっていた、、、←