お風呂上がり

ほんのり上ずった肌を
念入りに拭いて
和彫の女はベッドの真ん中で
胡座をかきました。

「ここに寝て」

そう言って
ベッドを叩きました。(^^)

成る程
彫り物を背負ってる女の
凡そ７割はこのタイプです。

ある意味
男の好きにさせるものかー
みたいな
私がやってやるから任せなさいと言う
アグレッシブな性癖の方が多いようですね。

実はこれって男にとっては
苦手なタイプでした。

とは言っても
この時は物見胡散と言うか
軽く苺で
ちょっとした暇潰し程度のつもりでしたから

男は全て言われるままに
すっぽんポンで仰向けになりました。


まるで小型エンジン搭載の帆掛け舟に
なったような気分でした。

真下から仰ぎ見る
Ｆカップ～(*´ω｀*)

そして和彫の女が
ジョイスティックを操作するように
コキコキしてはりました。


この体位というか
スタイルの良いところは
何と言ってもお互いの耳と口が
フリーな事でしたね。

そこへ持ってきて
和彫の女は話好き
暇な男は聞き上手←

それにしても
ジョイスティックのレバーが
どんどん柔らかく
解れていくやないですか。(笑)

男
「いやーだから言うてるやん
　　　僕は相手が気持ちよくなってくれないと
　　　　シャキッとしないねんて・・・
　　　　　もちろん演技してもむだやで～」

和彫の女
「へぇ～
　　　　そんな男が居るんや
　　　　　　　　　初めて聞いたわ」

男
「しやから、ほら、あかんやろ？」

和彫の女は
（ふーん）とか言いながら
それでも文句も言わずに
蒟蒻畑くらいになってるやつを
コキコキしていました。

和彫の女はわりと
忍耐強いんですね。(笑)

まあそれは二の次にして
女の話は続きます。

和彫の女
「あんなー、
　　　　この前なんかな
　　　やることやって服きながら財布みたら
　　一万円抜かれてるねん。」

男
「えーっ！そんなぁ
　　　　　まさか男か？」

和彫の女
「しやかて密室やし
　　　そいつしか居らんやん。」

それに加えてこのようなラブホには
財布にはなにもいれずに来ているので
間違えることもないと言うのです。

男
「うっわぁ～それヤバい奴やん
　　　　　ほんでどないしたん？」

和彫りの女
「そいつ焦って出ようとしたら
　　　自動支払機にお金を入れやな
　　　　　ドアが開かへんからな
　　　　お金を入れさせないようにしながら
　　　近場の連れに電話してん。」

男
「・・・・まじか？」←唖然

和彫の女
「ほんだらそいつが
　　わたしに頭突きしやがって」
　　　　↑↑↑
（言葉がますます荒くなってきた）

和彫の女
「唇が切れて私の顔面血だらけよ！」

男
「おーっ！」←( ; ゜Д゜)



女は話に夢中になりながら
手の動きもさらに
激しさを増していきました。



つづく