僕の女房って

人並みに
拗ねたり妬んだりも
します。

要領の悪さも
人並みです。

決して
お人好しとは
言えません。

が～

ただ・・・一点

人に対して
悪意とか敵意は
皆目無い
そんな
茫洋とした人なんです。

ですから
余程の事がない限り
人を悪くいったり
貶し足蹴にしたりすることは

ありません。

そんなだから
腹に一物のある人からすれば
なにも考えてない
考えの足りない人のように
映ります。

それは
ある意味
まわりの人に
ストレスを与えないという
女房の思うところでもあるのです。

楽で目立たない存在・・・
それが
僕の女房で

本人もそれを
納得して善しとてはります。

でもだからといって
て言うか
だからこそ
どうでもいい存在なんかでは
ありません。

これが
僕の女房の最大の長所で
魅力なんですから。。。

他にはこれといって
特技とか取柄とか
秀でたものは
ありませんが・・・

商業高校を卒業して
とある食品会社で
経理を８年勤めて寿退社

もちろん相手は僕～(*´ω｀*)です。

そりゃーもう色白のお嬢さんで
お尻が大きい安産型で
ウェストがキュッと細くて
清貧な感じでした。

おもえばその頃から
いつも受け身で
茫洋としてはりました。

ハネムーンbaby以後
妊娠中とか病気や
体調の悪い時以外は
３日と空けず
エチコラしてたものです。(笑)

それが更年期障害で
四十歳代の早めに
徐々にエチコラを拒み出して
あっというまに苦痛になってることは

男にはなかなか理解できない
体の変化でした。

巷では
こんな女性の体質変化を勘ぐったり
不平不満に走り

不倫で報復したり
傷つけ合う仮面夫婦に転落するなんて
よくあるお話です。

これって頭では理解できても
なかなか受け入れ難いことだと思います。

ホルモンのバランスと
精神的なバランス
そして男と女の
心のバランス

それらが
砂のお城のように
崩れていくんですね。

生活全般が滞りなく円満なのに
男と女のその部分だけが
破綻するわけです。

女にすれば苦痛なだけで
男にすれば憤懣がつのるだけ

実際そのことを
女房が堪えがたい苦痛をたえていると
僕が実感するのには
そこそこ時間がかかりました。

その間

女房は抗いつづけ
夫は諦めずにチャレンジする

いずれ背中を向けたまま
静かに眠りにつくまで
夫婦の葛藤が続いたんですね。

でも・・・ある時
女房の茫洋とした人となりからすれば
夫婦関係に締めるセックスのウエイトなんて
とるに足りないことなんだって
気付いたんです。

僕はもともと
女性浮けがいいほうでしたから

その辺りから
仕事一辺倒だったのを改めて
差し障りの無い程度に
遊ぶようになりました。

遊び相手は
直ぐに現れました。

そんな折しも
いまの尼崎あらため宝塚の彼女が
飛び込んできてくれたんですね。

以来
遊んでくれる彼女がいます。

それ自体
とても有難くてラッキーなことです。

お互いを無理強いしない
ギブ＆テイクを保てる相手がいることで

夫婦関係は
さらに円満になっています。

だからいつも
良く食べ
良く眠り
良く働き

そして
良く遊ぶことも

つつがなく・・・

僕は
そんな女房の人柄のお陰で
とても救われています。

そんな茫洋とした女房が
居ればこそ
なんです。

そして
ぶれるこなく
僕の男の部分を
癒して磨いてくれる彼女も
有難い存在に違いありません。

ただし
彼女とはお互い
選択要素のお付き合いで
必須科目はあくまでも
この茫洋とした女房なんです。

そこをはきちがえると
おろかな不倫になっちゃうわけです。

とはいっても
彼女ももう25歳です。
本人は29歳まで結婚する気はなく

あえて結婚に拘らないなんて
言っていますが・・・

周りを取り巻く状況は
微妙に変化していくようです。

とりわけ
女房の更年期障害も可なり改善して
先週の木曜日に三ヶ月振りに
からだを開いてくれました。


とは言え
焦らずボチボチと


夫婦のバランスを
進化させて生きたいと
思っています。