小生は今まで
北新地なる
大阪一の繁華街に
足を踏み入れたことが
ありませんでした。

そもそも
お酒が呆れるほど弱く
ビールなら
コップ一杯
日本酒なら
オチョコにせいぜい三杯
ウイスキーなら
ロックのシングルの半分を
さらにまた半分が関の山。

そんな下戸なもんですから
北新地もミナミも
他のどんな繁華街にも
ほとんど
縁がありませんでした。

ですからもちろん
夜の仕事に携わっているお姉さんとは
接点がなく
興味もありませんでした。

て言うか
夜の蝶は苦手でした。

ああ
それなのに
それなのに

(゜〇゜;)?????

初めての女性が
どういうわけか期せずして
スナックのお姉さんでした。

当時奥手の僕は21歳←童貞
初観音様が二十歳。
昼間は出版社の編集
そして夜はバイトのスナック嬢だったのです。

そうとは知らない僕は
彼女のアパートに招かれて

「今夜は遅くなるから
私の部屋に泊まって待っててね～」

なんて言われてその気になって
深夜の午前三
ベッドで狸ね入りしていた僕の横に
帰ってきた彼女がいきなり服をむしりとって
スッポンポンになって倒れ込んできました。

部屋中には
アルコールの匂いが充満して・・・




やっちゃいました。



それまで
pettingの技量ばかり磨いていたことが
まったく役に立たないことを痛感した
初めてのおセクロスだったんですね

太陽の塔がジェット噴射して
大空に発射するくらいの快楽と
この世のものとは思えないような
熱く燃える男の聖火を手にしました。

今も燃え盛るスケベの炎～(*´ω｀*)で

忘れもしません
その人の名は
明美さん。

初めてでした。

人差指まで
失敬して
すべて
夢の
よ
う
で
した。





ミミズが
千匹いてました。




お酒の息で
僕の肺が
満たされました。




よってあの一撃で
僕のＤＮＡに
女をを求める男の刻印が
刻まれた模様です。


う～(*´ω｀*)



思うのですが・・・


男も女も
初めての相手から
大きく影響を受けるんですね。




と言うわけで





余談はさておきまして。


先日の極近々のデートのお話しです。

木曜日
彼女の出勤前に逢う
初めてのパターンでした。

ご出勤はもちろん
北新地です。

予定では
宝塚に迎えに行って
北新地までの2号線の道すがら

尼崎のラブホに起ち寄って←
そこから北新地の道中で
晩御飯を食べてから
行きつけのお店で
ヘヤーメイクー


の筈でした。



ところが
僕の仕事が長引いて
一時間以上の遅刻でした。

おまけに
事故渋滞などでさらに遅くなり

お陰で
うみだに直行するとになり

予定変更～
ラブホに寄れなくなりました(笑)


結局
お食事は北新地の界隈ということで～

出入橋の蟻月と言う
もつ鍋が美味しいお店で食べました。

そこて
これまた初めて
彼女が僕の前でビールを
飲んだんですよ初めて。。。


夜の仕事で
彼女のテンションが
ゆ揺れたみたいなんですね。



これまで僕と一緒の時は
お酒を一滴も口にしなかった
彼女が目の前で飲みました。(^^)




・・・・


あっ！



僕の頭には微かに
明美の記憶が
過りました。



キュン



そして



北新地の細い路地裏を
彼女を送ってノロノロと
車を走らせました。




「ああ、これが
　　北新地なのかぁ～(´・ω・`)」



若いお姉さんにかしずかれて
うれしそうなおじさん達や
通りの角々に立つ黒服達
みるからに夜職の女達


「おぉ、この街は
　　この時間から活気づくんやぁ～」



そして


彼女が
別れ際に
チラッと目を合わせて

北新地のただ中に
吸い込まれるように

入っていきました。







「ああ、ここがほんとに
　　　北新地なんやぁ～(´・ω・`)」




キュン