僕がまだ小学生の頃

こんな歌がはやってました。

【小さい花に口づけをしたら
　小さな声でぼくにいったよ
　おじさん貴方は優しい人ね
　私を摘んでお家に連れてって　
　私は貴方のお部屋の中で
　一生懸命咲いて慰めてあげるわ
　どうせ短い私の命
　おじさん見てて終わるまで】（浜口庫之助）

低学年の僕は
なぜか依怙贔屓されて
ピアノ先生の膝にのせられて
まわりのお友だちから
羨望の眼でみられていました。

（あとでわかったのですが
これは母が先生にこっそりプレゼントを
渡していたからでした・・・）

そんなこととは露知らず
ぼくは有頂天で・・・

女性の膝が柔らかくて気持ちのいいものだと
わかり始めていました。

おまけに小柄でしたから
ピアノ先生のおっぱいに
首筋の辺りを包まれて

それはまるで
空を飛んでるような心地でした。
でもそれは
限りなくシンプルに
気持ちのいい記憶でした。

そんな幼いニュートラルなこどもにとって

花とおじさんの歌は
ほんわかとしていて
とてもお気に入りでした。

おじさんって
優しいものなんやなぁ～(*´ω｀*)

花って
いいなぁ～(*´ω｀*)なんて

特に

「一生懸命咲いて慰めてあげるわ」と
「おじさん見てて終わるまで」

のところが
耳にこびりついてはなれませんでした。

大人になって

まさかおじさんが
花とセックスするなんて
思いもよりませんでしたよ。(笑)

あの頃聴いた
花とおじさんの歌～

こんな歳になっても
極楽とんぼな僕は

歌の中のおじさんになって
未だに誰かが
依怙贔屓してくれていて
花が慰めてくれているような

感謝の気持ちになるんですね。

花の命は短くて～
あと数年でいい人を見つけて
結婚するまで
おじさん見てるね～

みたいな

ただし本当に命が短いのは
花ではなくておじさんのほうですけどね。(笑)



もしよかったら
【花とおじさん】
ググって聴いてみてください。

浜口庫之助のメロディーに
ホッコリするかもしれませんよ。～(*´ω｀*)