ありがたいことに
奥さんの怪我の回復は順調で
懸念された痛みや後遺症の心配もほとんどなくて
上々の経過です。

こんな能天気な僕でも
実のところはこの数週間
日記を書くのも読むのも
ままなりませんでした。

週一のラブホも
会えど触れど至らなくて
かといって互いに不満もなく
それってまるで
週一の習慣のようなんですね。

エッチは惰性的で
挑んではみるものの
殆ど中折れ
先折れ
役立たず
なんちゃって～( ・ε・)

『まあ、こんなこともあるわよ。』

なんて彼女に慰められる始末です。

こんなことが度重なると
かえって焦りが生じます。

まっ裸で横たわるおなごに
皆目隆起しない不甲斐なさというか
男の後ろめたさというのでしょうか

どうしちゃったのお前？

・・・・・・

照れ隠しに

『その代わり、、、
　　　念入りに気持ちをこめて
　　　　マッサージしたよ～(^-^ゞ』

なんてお茶を濁すと
彼女も心得たもので

『いつもより気持ちよかったよ
　　　いつもこれくらい込めてほしいかな。』

（おい！そこか？）

平静を装いながら
自分の中の男が
ズタズタに引き裂かれて
雑巾になるのですよ。

そこでまた
追い討ちをかけるように
彼女の重い槍の一言が・・・

『なにも、射精するだけが、
　　　すべてじゃー無いよ～』

（こら！
　　　俺にやさしくするな！(゜゜;)）

前日に26歳を迎えた
彼女の体は熟れきって
これ迄の女の中でも
ピカイチに綺麗だというのに・・・

マッサージしながら
股間深くまで壺を圧して
あれごとめくれ上がるほどに
揉みしだいても

なんの性欲も欲情も

沸いて

こない。

こうなると
すでにフェードアウトした海綿体は
２度と隆起することなんてないんだわ。。。

悟りの境地か

僕って・・・

王家に仕える
宦官にでもなってしまえ。



（いいのか？これで？）


やはり長い病院暮らしで
辛い奥さんのことが気になって
集中力を削がれているのですね。


これって
夫婦って

絶大なる無色の存在感？
ということなんでしょうか。。。


そんな夜
彼女を送るかえり道


奥さんからのラインが入りました。

奥さん
「あっ！今日は、
結婚記念日やったわ(笑)」

奥さんの入院騒ぎで
すっかり忘れていました。


「ほんまやね。」

そこは素直に認めて返しました。


すると
彼女が察したように

宝塚
「奥さんから？」

「うん。
　　　今日、結婚記念日やった。
　　　　　　　　　　　30周年やわ。」

宝塚
「・・・・
　　そんな、長いこと一緒に居れるって
　　　　　　　凄いね。私には考えられんわ」

「俺さあ、
　　仕事とか釣りとかゴルフとかでも
　　　・・・四日以上家を開けたことないねん」

宝塚
「夫婦って・・・
　　　空気みたいな存在って言うやんね
　　　　　好きとかってことと別なんかなぁ～」

「ん～( ・ε・)
　　　嫌いじゃ無理やけど
　　　　好きとかでもないかも」

宝塚
「最近、友達と婚活の話しをよくするねん。」

昨日26歳になったばかりで
彼女も２０代中半になって
思うことが色々と多いんですね。

「君、就活もしやなあかんのちゃうのん？」

宝塚
「それはお父さんの会社を
　　　手伝ってることにしたらええから
　　　　どうとでもいえるよ。(笑)」

「たしかに、
　　　新地のクラブにお勤めなんて
　　　　　　　　　　　言えないよね。」

宝塚
「友達がさあ、婚活パーティーに行ったって、
　　それが、、、20歳から25歳の部で、、、
　　　　みんな20歳の娘に集まってたらしいわ」

「あほな男ばっかやってんね。(笑)」

宝塚
「しやから私は
　25歳から30歳の部で行ったら
　中でも若い方になるから・・・そうするぅ」

「君とこうしてる僕が言うのもおかしいけど
　　20歳から25歳の部のほうが
　　若い娘に群がる男をふるいにかけれるやん」

宝塚
「でも、それは悔しいから厭やわ」



「そうか・・・・・・　　　
　　　　　まだまだやな( ・ε・)」


宝塚
「うん。わかってる」



そんなラブホの帰り道
僕たちの関係っていったい
どういうことなんでしょうね？






う～( ・ε・)ﾖｸﾜｶﾗﾅｸﾅｯﾃｷﾀわ