患者と看護師の関係｜ワクワクメール

患者と看護師の関係

←の話しではありません｡
至って真面目｡

昨日､受け持ち患者さんが外泊をするというので､
自宅まで送って来ました｡

本来､看護師はここまでしませんし､いくら仲が良くても患者さんであるなら線を引きます｡

だから､患者とＨとかあるはずがない

では昨日は？というと､

もしかしたら最後かも知れないからです｡

60歳で末期癌｡

もしかすると３ヶ月はありません｡

今は放射線治療を頑張っているけど､対処療法にしかすぎず､完治を目標にしたものではありません｡

この患者さんとはもう２年近い付き合いで､入院の度にｱﾀｼを受け持ち看護師として指名してくるほど｡

ｱﾀｼもこの患者さんのことは誰よりも状態から､家族背景まで知ってるつもりです｡

そんな患者さん｡

生活の拠点は関東で､子供達も関東在住｡

子供達から､｢帰っておいで｣と言われているそうです｡

本人も少し迷っていながらも､自分が亡くなってからのお墓の手配は関東の方にしたと｡

今回の治療が終わったら､関東に帰るかもしれません｡

帰ったら､もう二度と会えないでしょう｡

昨日は奥さんの手料理にもあずかって､
ｱﾀｼの仕事の話しやら､
彼氏の話し､結婚はしないの？とか､
たくさんお話しができました｡

帰りには新米のお土産まで

でも､
あくまでも患者と看護師｡

患者全員にしろ

と言われかねないので､職場には内緒です｡

自分でも本当は､患者がよかれと思ってやってくれても､断わるべきだということはわかっています｡

今回の行動は正当化されないこともわかっています｡

でも…｡

……｡

でも｡行かなくて後悔するより､行って反省するほうをとりました｡

今は放射線が上手く効いてくれるのを祈るばかりです｡

ブドウ農園

70代以上鹿児島県

2010/11/21 0:28

30. ＞ﾗﾑさん

ｺﾞｰﾙのない仕事だからこそやり甲斐もあるけど、その難しさに閉口することも多々

とにかく、奥の深さを追求していい看護が出来るようになれるといいですね!!

あずき

50代前半京都府

2010/11/21 0:06

29. ＞ﾗﾑさん

今でも感謝してる。みなさんにお会いできて、ほんとによかったと思ってる。おばあちゃんも末期だったからね。ホスピスだったから穏やかだったのかもね。

彼くんも、このまえそんな事言ってた。治す仕事なのに時間に限界あるし…って。

あたし、ラムちゃんに看てほしいよで、いっぱい歌って、いっぱい話して、いっぱい笑うの。