ラブホテル=お尻光る
あれは、大学生の時だったかな。当時よく二人で遊びに行ってたマドンナ的存在の純朴な女の子との話。好きだったけど、付き合ってもないのにラブホテルに誘うことになるなんて(笑)
6月初旬の、紫陽花祭りに二人で行った。テンション上がりぎみで二人で浴衣で行った。楽しかった。何気なく、ジュースやソフトクリームでの間接キス、はしゃぎながら手を初めて繋いだりした。
その帰り、19時半過ぎくらいから暗くなり始めた。僕は、行きたいところがあったから、思い切って誘った。門限がある彼女が来てくれるかなと不安になりながら、
「蛍、行かない?」
彼女は、顔を赤らめて黙りこんだ。
僕は、また
「行こうよ!きれいだから!キラキラしてたりで、楽しいよ。」
彼女はまだ黙り込んでいた。
そして、こう言った。
「うん。でも一つだけ心配があるの…。」
「やっぱり門限?」
「違くて…、あの…、初めてだし、怖いし、あと、脱いだら浴衣の着付けとか…」
「ん!?????」
閃いた!?
ホタル→ホテル
僕は、答えた♪
「行きたいのは、ホタルなんだけど、そっちの方がもっと行きたいです。」
二十歳の淡い想い出(笑)