保護責任者イキる
帰宅ラッシュも終わった頃
出勤する為に夜の住宅街を
走っていると道路脇に立つ
女性二人、その傍らには
小さな子供の姿。
女性達はこちらに背を向け
子供は野放しだった為に
徐行しつつ大きく右に避け
通過しようとした時に不意に
子供がこちらに向かって
走り出し、車の前に出る。
子供の動きに注意していた為
接触する事なく停車。
そこでようやく気が付いた
母親と思われる女性が
面倒くさそうに子供の手を
引いて道の端へ。
謝る素振りも見せずに
こちらを睨んでいた為
睨み返して通過した。
これで接触でもしていたら
こちらも相当の過失を負う。
言いたいことはあったが
事故にならずに済んだので
無用なトラブルも避けるが吉。
しかし、気の毒に思う…
あの子に幸あらんことを。