「駅馬車」を観直しました
ジョンフォード監督、ジョンウェインの出世作して、名画の誉れ高い作品。
クライマックスの、アパッチの襲撃シーンばかりが取り沙汰されますけど、大人になって見直すと、当時のアメリカ社会の様相を、駅馬車の乗った人達の会話で上手く表現しているんですねえ。
そして、実は、質の良いラブロマンスなんですね、これ。
ネタバレになってしまうので書きませんけど、ジョンウェインの、
「俺は求婚したんだ!」
の台詞、男の中の男のの台詞ですねぇ。
この映画、モーパッサンの出世作たる短編、「脂肪の塊」を下敷きにしてるんですね。
気が付きませんでした、なるほど~。
名画ってのは、やっぱり、色んな仕込みがされてるんですね。
良いもんです。