その一言が言いたくて。今日暇だったの
70代以上  兵庫県
2017/05/24 19:33
その一言が言いたくて。今日暇だったの
注: 凄くヒマな方、
あと、心が広く穏やかな方のみ
最後までお読み下さい。(言いましたよ)














他人なんてあてにならない。

人に任せるとロクな事ない。

やる気が無いなら辞めちまえ。






俺はそんな考えだから、会社の仲間からも
煙たがられた。

でも、そんな事全然気にならなかった。
出来ない奴はすぐ群れる。そう思っていた。









ーー今月の成績も俺がトップだ。








ーーーーーーーーーーーーーーーー

「今日からうちの支店で預かる事になった、マリア ビンティ モハメッドさんだ。」


ある日の朝、部長から紹介された。





「ドゾ、ヨロシク、オネガシマスぅ~」


部長から紹介された彼女は
少し肌の色が濃い大きな瞳が印象的な女性だった。



彼女はバングラデシュから来た研修員。
うちの会社が海外展開するにあたって
日本に研修という事で来たらしい。



バングラデシュ……ね
どこよ?バングラデシュって…。



ローラって
バングラデシュのクオーター
じゃなかったっけ?

オッサンになるとああいうの
優しく許せるよな~
可愛いよな~







部長の話もうわの空で
ぼんやり考えていた。






「じゃあ彼女を頼んだぞ、田中!」田中=俺






「えッ?ちょっ、俺っスか?」


あのハゲ眼鏡は
いつも俺に面倒なことを押し付ける。


「じゃあよろしくね。マリ…ア………何だっけ?」





「マリア ビンティ モハメッド…デス。モハメッド…ト ヨンデ クサイ、タナカー」





マリアじゃなくてモハメッドね…。

俺の事、呼び捨てなんやねww





「じゃあモハメッドさん、一年間よろしくね。ビシビシいきますので頑張ってね。」


「チョト マテ クサイ。レイハイ ノ ジカン ス」


熱心なイスラム教徒のモハメッドは
一日5回どっかの方向を見て礼拝するらしい。





「それ、毎日やるの?www」





「バングラデシュ ハ イスラムキョウ。オイノリスルヨ。バングラデシュ デハ アタマエネ。バングラデシュ ハ*#〆○△」


そう言いながら何度も頭を下げて礼拝していた。






ーーーーーーーーーーーーーーー

三ヶ月が過ぎた頃……




元々勤勉な人なんでしょう
凄い勢いで仕事を吸収していく彼女。
明るく仕事に前向きな彼女は
すぐに皆の人気者になった。




「田中ぁー、ニホンジン 皆 イイ人ネ」

「シゴト 楽シヨ。アリガト 田中ぁ」





頑張り屋の彼女に少しでも早く仕事を覚えて欲しくて、何処に行くのも彼女を連れて行った。




俺も例外ではなく
彼女の魅力に惹かれていた。





半年が過ぎた頃には
3年前に入社した、加藤や山崎より
仕事が出来るようになっていた。





ある日
頑張る彼女をねぎらうつもりで
初めてご飯に誘った。



宗教上食べれない物が多く
二度と誘わないと思った。






「早ク シゴト オボエテ、バングラデシュ 二 帰リタイネ。」





そう言った彼女の綺麗な横顔を
複雑な気持ちで眺めていた。







ずっといて欲しい……。そう思った。







ーーーーーーーーーーーーーーー

彼女の研修も終盤を迎えた頃



俺の単純なミスで取引先に
大損害を与えてしまった。



当然、先方は取引停止を申し出た。



やってしまった…。
年間1億円以上の取引のある会社だ。
ここを失うわけにはいかない。
くっそッ、どうする…。
どうする…。




うな垂れる俺の後ろでモハメッドが


「大丈夫ヨ 田中ぁー!ゴメンチャイ シタラ 大丈夫ヨ。心カラ謝レバ ノープロブレム。モーマンタイヨ 皆友達ヨ」






国籍曖昧になってきとるwww






「ネ…ネ…田中ぁ。一緒二 謝リ 行コ!ネッ、ネ…ネ……。」









「う……うるさいッ!!お前の力なんて必要ない!俺一人で何とかするからちょっと黙っとけ!」









言ってすぐ後悔した。

イライラしてた…。

言うべきじゃなかった。





最低だ…。





それからしばらく彼女は会社に来なかった。




チッ、
会社休む事ないやろ
仕事は仕事やぞ
所詮バングラデシュ人はそんなもんか。


僕はまだ、苛立ちを彼女にぶつけ
自分の心のバランスを保っていた…。




彼女が来なくなって5日目の午後
一本の電話が入る。





相手は例の取引先の常務だった。





「あっ、そ、その節は大変ご迷惑おかけ……」





「もういいよ。」



俺の言葉を遮ぎるように常務は言った。




ーーもういい
そのどちらとも取れる言葉に俺は固まった。




常務の次の言葉までがとてつもなく長く感じた。





「らしくないな、田中くんがあんなミスなんて。」


「す、すいません本当にこの度は…」


「だからもういいって。もう十分おたくの誠意は伝わったから。困るんだよね。あんな事されちゃ。彼女によろしくね。」



聞けばモハメッドは
毎日取引先の会社の前で
土下座してたらしい。



「堪り兼ねておたくとの取引再開したよ。全く、古臭い手使うね、君も。じゃ、そういう事だからよろしく。」



ガチャ…ツー…ツー…ツー……。




ありがとうございますッ!!
ありがとうございますッ!!


俺は切れた受話器の前で何度も何度も頭を下げていた。










モハメッドーーー




携帯を持たない彼女にとにかく会いたくて、彼女の家に向かった。

彼女の家に行く途中、河川敷で礼拝する彼女を見つけた。

礼拝する彼女の背後から声を掛けた。









「いいとこ、ひとりじめかよ。」


俺はまだ素直になれず憎まれ口を言った。




「礼拝シタダケヨ。礼拝スルトヤッパリイイ事アルヨ」


そう言って彼女は笑った。









「モハメッド…」





「ありがとう…。」










「あと会社は来いな。」










ーーーーーーーーーーーーーーー
一年なんてあっと言う間。




彼女は研修期間が終わりバングラデシュに帰ってしまった。

(文字数もアレだし、疲れてきたから。心の声)









俺と部長は休憩室でコーヒーを飲みながら

彼女との一年を振り返っていた。








「お前の心の整理はついたのか?」



「えっ、ちょっ、やめて下さいよ。そ、そんなんじゃないっすよ。やっと俺のペースで仕事が出来ますよ。清々しましたよ。」







「ただ……」










「めちゃくちゃ寂しいッス。」








「そうか。お前も成長したんだな。」



「はっ?成長?何言ってるんスか、部長。俺は昔から仕事は完璧で一番すよ。よーし、たまには飲みにでも行きますか。部長のオゴリでww」



「おっ、お前が飲みに誘うなんて珍しいな。じゃあ今日は切り上げてお前の失恋を慰めてやるか」



「だから勘弁して下さいよー」




























「なあ、田中…」

「はい?」









「彼女もう、バングラデシュに着く頃かな?」


窓の外の綺麗な夕陽を見ながら部長が言った。

















「そうですね。」

































「多分…今日の……」






































「晩ぐらいでしゅ」














お…おわり。
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コメント

40代半ば  神奈川県

2017/05/24 22:10

13. なんだか、短編小説を読み終わったかのような爽快感…
ちょっとウルッとしちゃいました← (๑o̴̶̷᷄ωo̴̶̷̥᷅๑)

にゃん、ダジャレ行きまぁーーす( ´▽`)ノ

(下ネタ)
「君のは小さくてまるでナイジェリア」
「いやいや僕はアルジェリア」

……(´-ω-`)………

お目汚し失礼致しました!

40代前半  神奈川県

2017/05/24 21:55

12.  >>11 さんみーさん
えっと…
いちいちスクロールするのめんどいし、
親指痛いし、
これから彼女とLINEしなくちゃいけないし…

蒙古れ…じタイ…スーダン…( ̄+ー ̄)

70代以上  兵庫県

2017/05/24 21:40

11.  >>9 はるさん
じゃあ、あと98個ね。(アッサリ

70代以上  兵庫県

2017/05/24 21:36

10.  >>8 さとさん
さとちんめっちゃ爽やかやけど

めっちゃ滑ってるからwww

もういいからぁぁーーッ!!

40代前半  神奈川県

2017/05/24 21:32

9.  >>7 さんみーさん
とりあえず…
国名縛りで100個考えますね!( ̄▽ ̄)
(休んでいた一年分は…)

30代後半  静岡県

2017/05/24 21:32

8. 変わりまして

お出かけ情報です

新しくできた遊園地

その名も乳児ランド

早速現地ニュージーランドより

レポートしていただきましょう

ごめん!あとで日記とつぶやき読むから!!

70代以上  兵庫県

2017/05/24 21:29

7.  >>6 はるさん
はるさんゴメン。

その国名、全く知らんwww

40代前半  神奈川県

2017/05/24 21:26

6. 20代の頃、毎日友達と一緒に夜の街で
女の子をひっかけて遊んでいました。
ある日、うちで女の子達と飲んでいて
いつの間にか酔っ払って寝てしまいました。
夜が明ける頃…
僕のあそこをまさぐるような感覚が…
僕はえっちな予感満載でその女の子と
大人の関係になってしまうのかと
ドキドキしていました…
うっすらと目を開けると
目の前にいたのはその友達でした。
そして友達が言いました。
「おれ、どっちもいけるから!」って…
その時僕は叫びました
焦るバイじゃん!って…
「アゼルバイジャン…」
つ、辛い…

70代以上  兵庫県

2017/05/24 21:10

5.  >>3 さとさん
あー、ゴメンさとちん。

辞めにしたのに間に合わずー。

まさかの二人目の犠牲者www
(滑った事前提)

70代以上  兵庫県

2017/05/24 21:05

4.  >>2 はるさん
さすがはるさん、ハードル上げての
国名縛りwww

なんか返コメもダジャレで返さないといけない空気。
100パー滑るからもう辞めます(酷w

はるさんだけ犠牲。

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