一週間後
職場に新しいパソコンが何台も入る予定だったのが突然、一週間ほど納期が遅れることになり。
おかげで、廃棄するためハードディスクが消去されたボロパソコンを、いちから使える状態にする作業に追われる羽目となった。
OSからアプリケーションから全てインストールしなおして、LANボード認識させて、ネットワーク組みなおして、共有とかセキュリティの設定して。
おまけに、ドライバの入ったCD-ROMの多くが所在不明になっているものだから、ひとつひとつ照合しながらネットでドライバを拾い集めたりして。
一週間後には廃棄されるパソコンのために悪戦苦闘(OSが古いと何かと厄介なのだ)。
どんどん嫌な感じに疲労していくのが自分でもよく分かる。
疲労って、作業そのものよりも、それがどれだけ貢献するかとか、やりがいがあるかとか、そういう要因にも大きく左右されていることを実感した一日でありました。
ああ、「完成して一週間経過したら粉砕することが決まっている仏像」を仏師に彫らせたい。
「描き終わったら一週間後に燃やすことが決まっている100号の油絵」を画家に描かせたい。
これは拷問といってもいいのではないか。
…とかエラソウなこと言ってますが、半日後には消えてしまう酩酊のために、酒をどんどん重ねているのは小生なんですけどね。