あら汁
夕食に鯛のあら汁を作ってみたら、たいそう美味だった。
一匹ぶんのあら（頭や背骨など）が入って１２０円という驚きの安さ。
おまけに作りかたも超簡単。
ほんとうは下焼きしたり、湯通ししたりするようだけど、そのまま炊くだけでも滅法うまい。
1.お湯を沸かして、だし汁（市販のやつ）を入れる
2.大根とあらを放り込む
3.味噌と醤油、みりんで味つけ
4.ネギを散らして出来上がり
食べてみると意外にたくさん肉が付いているし、とりわけ目や口のまわりの肉は歯ごたえと風味がしっかりしている。
あら独特のガラスープに似たコクが味噌とあいまった、なんともいえない奥ゆきのある味わいもクセになりそうである。
そしてなにより、あらの醸し出す「貧乏な感じ」がたまらない。
貧乏そうな食事って、どうしてこんなに美味しいんだろう。
「食べ物に困窮してる感」が人類古来の「餓えの記憶」を呼び覚ますんだろうか。
貧乏感は最高のソースなり。
いまのグルメに足りないのは、こういう貧乏感だと思う。
いくらでも手に入る美食なんて、個人的にはあまり有り難くない。
それよりも、「赤貧にあえぐなか、ようやく手に入れた魚のあらを大切に煮て…」という感覚のほうに、倒錯的な美味さを感じるのは俺だけだろうか。
究極のグルメは「しょうゆご飯」なのかもしれませんな。
それも古米の麦飯で。
コメント
2020/04/24 22:11
4. >>2 まささん
繊細というか神経質というか…(笑)
魚を捌く機会ってあんまりないから、試してみたいですね(^-^)
一人暮らしなんでコロナにかかっても他の人に感染させる心配がないのが不幸中の幸いです(^-^;
返コメ
2020/04/24 22:08
3. >>1 めぐ![[揺れるハート]](https://login.550909.com/emoji/ic_m_heart.gif)
@今年ゎ積極的mode(^^;)さん
鯛なんて普段食べる機会がないから最高の贅沢でした！
腐っても鯛(笑)
アジのお吸い物も美味そうですな。
食べる機会があれば試してみます(^-^)
返コメ
2020/04/24 18:40
2.
料理する男の人は 繊細な方らしいって ノッチさんも そおかな
因みに幼児研究の大原けい子先生が言ってたの思いだしました 人生相談の先生やけど なんとなく思いだしました
今度は魚から捌いてみては？ 笑
ノッチさん一人暮らしかな？ くれぐれも気を付けて！
返コメ
2020/04/24 14:02
1. あはは🤣最高の贅沢でしたね(^^)まぁ、身を食べての料理だけど（笑）アジの干物を食べた後に
皮と骨をお椀に移し、お湯を入れて醤油をひと回し
最高のお吸い物になりますぞ（笑）知人宅で勧められてやってみたら美味しかった（笑）何て貧乏臭いと思ったけど（笑）意外でした
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