ゴボウ
少し風邪気味。
こういうとき、一人暮らしだと心細さがあるが、まあなんとかなるもんである。
水道をひねれば水は出てくるんだし、買い置きの缶詰とか食べてれば食事もしのげる。
俺のようにあまり医者に行かない者にとっては、風邪をひくと食費の倹約になるから経済的である。
ただ、風邪をひくと味覚がおかしくなるせいか、普段食べないようなものが無性に食べたくなるから困る。
今回、猛烈に食べたくなってるのは「生のゴボウ」。
いままでゴボウはあまり好きではなかったし、ましてや生のゴボウなど食べたこともないのだが、どうしてなのか自分でもサッパリ分からない。
こんなモノを喰ったら、余計に身体を壊すんじゃないだろうか。
でも、しんどいのでゴボウを買いに行く気力など出るわけもなく。
ああ、しんどくてよかった。