レンタカー
所用があったので、レンタカーで車を借りて。
車を借りるとき、店の人から説明を受けた。
「この車両は、キーがクルマの近くにあれば動きます」
「キーを携行して、そのまま始動ボタンを押していただければOKです」
わー、すごいなあと感動しつつ。
受け取ったキーをクルマに置いて、スタートボタンを押したみたら、そのままグオーンとエンジンがかかり。
いやー、すごいですねえ。
マイコンが内蔵されたキーを持っているだけで全てOKとは。
なんだか、ドラクエとかで「○○の石」を持ってるだけで門が開くような、自分がRPGの主人公になった気分である。
レンタカーだけど。
…というわけで小生、すこぶる機嫌よく目的地までドライブしておったわけでありますが。
途中で猛烈におしっこがしたくなって、コンビニに立ち寄ったときに大焦りした。
あれっ!?
キーってどこに置いたっけ!?
探せば探すほど全然見つからない。
たしかダッシュボードのあたりに置いたはずだけど、いくら探しても見つからない。
しかし迫りくる尿意。
ああ、もう限界だよ神様!!
おかげで、貴重品やらノートパソコンやらすべて持参してコンビニに入って。
トイレを貸してもらってるときも、車のことが心配で心配で。
なにしろ今、だれでもアクセルを踏めば車は動いてしまうのだ。
で、猛烈な勢いで尿を出して。
あわててレンタル車までダッシュして。
結果的には何事もなかったのだが、便利なモノには裏があるなあと実感した日でありました。