「そういう人だとは思ってなかったけど
東京に住んでいる学生時代の友人(女性)と久しぶりにメールする機会があった。
お互いの近況など報告しあっていたついでに学生時代の話題になり、「あの頃は部室でタバコ吸いながらお喋りしたねえ」てな風なやりとりをしていたわけです。
で、当時「刻みタバコ」に凝っていた時期があったのをふと思い出したので、「そういや俺、学生時代はひそかにパイプも持ってたんですよ」と書いてみたところ、おかしな返事がかえってきた。
『そうだったんだ。ノッチ君のことそういう人だとは思ってなかったけど、でもなんか分かる気がする。ところで誰かに使ったんですか(笑)』
「誰かに使ったんですか」ってなんなんだ!?
しばらくして事情が飲み込めた。
彼女は「パイプ」を「バイブ」と読み違えていたのだ。
フォントサイズが小さいため、両者が判別できなかったらしい。
しかし「分かる気がする」って。
うむー。
このこと自体もショックだけど、俺が「唐突にバイブのことを告白するようなやつ」だと思われていたのが一層ショックである。
そして何よりショックなのは、タバコの話題という文脈だったにもかかわらず、彼女がとっさにバイブを連想したという事実。
まじめな女性だと思ってたのに、実はバイブとか大好きだったのか。
何本も持ってたりしたのか!?
もっと詳しく聞こうじゃないか!!
こちらこそ言いたい。
「そういう人だとは思ってなかったけど、でもなんか分かる気がする」。