ホットプッシー
知人の女性Aさんは最近、彼氏とのエッチに辟易しているらしい。
なんとなれば、その最中、相手の口数が多すぎてシラけてしまうというのだ。
「もうこんなになってるよ。下の口は正直だよねえ」
「ほうら、なにが欲しいのか言ってごらん」
「言うまであげないよ。なにが欲しいのか言うんだ」
こんなことを真顔で言われ続けたら確かにシラけるだろう。
安っぽいアダルトビデオそのもの。
まァ、彼の気持ちも分からないではない。
きっと次のような展開を期待しているのだ。
「なにが欲しいか言ってごらん」
「…そんな恥ずかしいこといえない」
「初々しいオナゴじゃのう。ほうら言うんじゃ!」
「ああん、イヤ!」
「ふふふ。上の口ではイヤと言うても、下の口は正直者よのう。もうこんなになっておるわ」
「やめてください…」
「ほうら、なにが欲しいか言うんじゃ! 言うまでやらんぞ!!」
「お、お…」
「なんだ? ほしくないのか!?」
「お、おち(ピー!)…」
まるで悪徳お代官みたいになってしまったが、こんな世界は非現実的なのでありまして。
歪んだ征服欲にとらわれている彼氏を矯正するためにも、Aさんは次のような展開に持ち込むのがいいと思う。
「なにが欲しいか言ってごらん」
「なんでそんなこと言わせるわけ?」
「ふふ、初々しいオナゴじゃのう。ほうら言うんじゃ!」
「ビッグマグナム」
「えっ?」
「だからァ、猛々しい雄のシンボル!」
「ちょ、ちょっと待つのじゃ」
「スペシャルディックって言えばいいの? それともポークビッツ!?」
「ええと、じゃあそれをどこに入れてほしいんだ? ほら言うんだ!!」
「大洪水のホットプッシーよっ! カモオォーン!!」
目には目を。
悪徳お代官にはホットプッシーを。
コメント
2015/10/16 20:02
1. 中折れしちゃうね(笑)
返コメ