俺〓溜吉｢仮｣


母ちゃん
『こら～溜吉起きんか～』

溜吉
『なんな母ちゃんまだ早かってぇ』

母ちゃん
『お前は父ちゃんがﾀﾊﾞｺば盗ったど～父ちゃんがはりかいとらすばい』

溜吉
『ｵﾗｰ盗っとらんって』
『こら俺がﾀﾊﾞｺばい』


母ちゃん
『ほなこっねぇ～』
『それならよかばってん』


母ちゃんは俺の部屋から出ていった

何と言ぅ母親や当時ｵﾗｰ中学生ばいた


その母親はもう
亡くなった


当時の俺はﾔﾀﾗと怒られた学校でも


溜吉
『先生質問』
先生
『何か溜吉』

溜吉
『何で時間はたい一分ぷん二分ふんですか』
８時一分ぷん
８時二分ぷん
って言わんとですかと尋ねると


先生『お前は馬鹿か～』


先生は答えてはくれなくｹﾞﾝｺﾂをくれた


溜吉の苦い少年時代の思い出話