さだ師のトーク大作で
話芸と呼んでも差し支えないものが幾つかありますが
その中に
『父さんとポチ』があります。
このネタ
初めてコンサートで聴いた時は
腸がよじれるかと思う位大爆笑しました。
平成初め頃でしたかね～
そう
給料が手渡しでなく銀行振込になった頃から…家庭における父親の“権威”がとみに失墜して参りました。
何せダイレクトに奥さんの手元に入る訳ですから…
ちょっと下ろして美味いもんでも喰った日にゃ、自分で稼いだ金なのに文句云われたりします。
残業してヘトヘトになって帰って来ると…
子ども達も年頃になるにつれ親父の相手をしなくなり
嫁さんは何だか奥様方で盛り上がって、カラオケやらで不在だったり、いても大概寝てます。
台所には
「チンして喰べて」だって…
そんな孤独なお父さんをキチンと迎えて文句も云わずに愚痴を聴いてくれる存在は最早“ポチ”しかいません。
それでも愛する家族の為に頑張って働いてるんですよお父さんは!!
あらふぃふになった今となっては更によく分かるこのトーク!!
師も『関白失脚』なんて歌にしちまいましたけどね。
そして何と落語家の立川談春がカヴァーですよトークの!!