大学に進学して
隣県で独り暮らし始めました。
当時は、学生が最初から部屋にテレビを持ってる方が珍しいくらいで…
暫くして先輩から譲って貰うか
バイトして貯めたお金で買うか
どちらかが多かった様な気がします。
私もラジオだけしか持たずにスタートしました。
短波ラジオは流石に弟のだから持って来れず、普通のラジオです。
叔父貴譲りの旧式のステレオしか持たなかった私は、その大荷物をわざわざ部屋に運び入れるのはよしました。だって四畳半ですから…ステレオで部屋は塞がっちまいますから。
夜、まだ友人と飲み歩く道を覚えてない頃、無音の淋しさからよくラジオのスイッチをひねりました。
文化放送は受信困難だから
高校時代から聴き続けていたさだまさしのセイヤングは断念し…
兎に角、聞こえてくるものを聴いてました。
あとは高校時代好きだった人からひょんなことで紹介された浜田省吾のバラード集のアルバムを録音したカセットを擦り切れるくらい聴いてましたかねぇ…
深夜
妙にハイテンションなお姉さんがガハハ笑いと共に面白いこと喋ってました。そう…中島みゆきさん!!
私は中学時代以来久しぶりにあのジングルに再会したんです。