いつの時代も
トークの上手い芸人は愛され続けてきました。
時代は変化を望むものですが
あとで眺め返してみたら意外と螺旋状に巡っており“繰り返し”現象が幾度となく起きてるものです。
直前の時代のアンチテーゼを打つことが一番の近道ですから…
毒舌が受けたりするのも
一種のタブー破りの快感からくるのでしょうね。
その自覚をキチンと持って、実は謙虚な気持ちも忘れずにいるってのがルールで
最初は守られるのですが
段々“思い上がり”が蔓延してくると
毒舌キャラは単なる“傲慢”に過ぎなくなり、世間はついて来なくなります。
だから毒は自らをも蝕むもので…
島田紳助なんかは多分…
タモリやビートたけしはある時期からそういうやり方を止めましたし…
明石家さんまは始めから“いじり”はするけど攻撃はしないという姿勢で…
所ジョージもそれに近いスタンスみたい。
矢張り“トーク”に生きる芸人で息の長い人達には、そういう時代を見る目や、一時のブラックユーモア流行に絡めとられない姿勢があると思われます。
さだ師については
いまだに一部ひどいバッシングがありますが
本人がそれに応じて他人を攻撃しないからいいんですよね。