供養
佳き日本語の一つとしてこの季節に特に感じるコトバです。
そもそもはサンスクリット語の訳で、仏,菩薩,諸天などに香・華・灯明・飲食等の供物を真心から捧げるという意です。
日本の民間信仰では死者・祖先に対する追善供養のことを云うことが多いのですが、日本的でいいなぁと思うのは…勿論本来の意味でのそれも“お盆”を中心に様々考えさせられることが多いのですが…動物や生き物以外に対しても同様に“供養”という精神が発揚されることが多いということです。
これはきっと、いにしへより我が国の信仰の基本となっている“汎霊説”或いは“精霊信仰”、所謂“アニミズム”の概念から来たものかと思われます。
ペット供養
動物供養
針供養
筆供養
人形供養
エトセトラetc.
人間以外の生物や道具や玩具等の静物の中にも精霊が宿るとして、私達と共に“生きてきて”くれたということに感謝の念を捧げる、そういう一種の“謙虚さ”というものに日本人の魂の真髄を見るのです。
夢に向かって挑戦したかつての人々の届かなかったり、終焉を迎えたり、或いは自らが新たな夢に進む為に一つの夢に区切りをつけたり…
そういう夢に対する“夢供養”なんかも…
コメント
2010/09/02 12:49
4. >ポロンさん
ありがとうございます
勉強になりました。
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2010/09/02 12:46
3. >ヒロシさん
わざわざお答えスミマセン〓〓サイトで難しい話しても~って反省してます事実だけを一言。どこの国でも精霊崇拝はありますね、例えば小泉八雲で有名なアイルランドの妖精コビトさんで~ス我、日本古来も山、川、岬、磐などです。山を供養しません〓〓仏教は輸入品ですので僕も判りませんが確か平安までは国家仏教で鎌倉以降から民間仏教になったのではなかったでしょうかこれでおしまい・又面白い日記を書いて下され~
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2010/09/02 12:28
2. >ポロンさん
あまり厳密な意識では書いていません〓
ただ、日本的な“アニミズム”の精神って素敵だなぁと思いまして…
返コメ
2010/09/02 12:16
1. ヒロシさんはじめまして〓〓ヒロシさんの言われてる事は、日本葬式仏教の事ですか梵語からSanskrit語になり漢訳された言葉では?本来、原始インド仏教と違う考え方では・倭古来の精霊崇拝は、斎っくですょんわざわざ中国名=戒名付けなくてもって感じます。間違いでしたらペコッ〓
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