嘉門達夫という人の才能には感嘆する処大です。
誰もが日常感じたことがある現象やみんなが知っていることや一時期ブームになってパッと盛り上がりいつの間にか忘れ去られていった様なことを、コトバの語呂を上手く紡ぎ乍ら歌にする才能です。
初めて聴いたときは『ガなる様な、何て下手くそな』と思いましたが、爆笑しながら聴いていくうちにその歌声さえも“上手”く聞こえてくるから不思議です。
『磯野家の謎』のブームにハマり、購入して読んだ口ですから、この歌に盛り込まれた内容は既知のことばかりですが、意外とクラシック調な曲にあの独特な声と語呂でたたみかけられるとクスリとしてしまいます。
アホらしい歌詞と大仰な曲はどちらも嘉門達夫の真骨頂なのですが、この歌はそれを端的に表してますよね～
突っ込み所満載だけど何か許せると思いません？

イソノ家とフグタ家の 二世帯同居住宅だ
だけど表札イソノだけ フグタ家宛の手紙はどうする

って、“磯野波平様方 フグ田サザエ様”で充分やん!!なあんて

サザエさん 観てると チョッピリユウウツ 日曜日もオシマイ
明日は会社に行かなきゃ…

そうそう、そうなんだよなぁ！
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