青春時代は社会全体が何となく浮ついており、物事を斜めに見たり茶化したりする“ポーズ”がウケていた時代だった様な気がします。
そんな時代の“波”についていけず、山や野を彷徨い歩いた青春時代でした。
同時代を謳歌していた人たちにとっては“マイノリティ”だったと思います。
しかし、バカみたいに酒を呑んで野郎どうしで議論したり、ひたむきに山行や輪行や徒歩旅行といったものに時間も情熱も傾け尽くしたあの頃が今の私のパワーの源になっていることは間違いありません。
時代は巡り、今はそういう“茶化す”といったムードが減退して来ている様な気がします。
悪く云えば、茶化す気力すら喪失しているのかもしれませんが、ひたむきさを称えるムードが目につく様になって来ていると思うのは私だけでしょうか。
そして
あのバブル時代に上手く乗っかって青春を弾けた人たちも、上手く乗れずにダサく生きて来た人たちも、同じ世代として同じような局面に向かい合っている訳です。
そして私が感じるのは、かつてのいずれのタイプの人たちも等しく今を生きることに“真剣”であることは共通しているということです。
同じ時代を駆け抜けた40代半ば同志よ！